Twitter

2010年6月10日木曜日

ヘルシンキのサイネージ

■Net ヘルシンキのサイネージ
 フィンランド・ヘルシンキのサイネージは魅力があります。
 この街に点在するインフォメーション・キオスクは全てデジタルサイネージ。街の地図や公共広告などを表示しています。日本やアメリカにも、ロンドンやパリでも見かけない優れた情報共有システムです。

 玄関口「ヴィンター空港」はサイネージ空間。各カウンターや案内板、自動チェックイン機はもちろん、大判の広告塔も数カ所に設置され、一面がデジタルサイネージ。液晶パネルを9面と12面つないだ大画面で、天気予報やCMを放映しています。

 石造りの「ヘルシンキ中央駅」では、両替商やツーリストクラブでサイネージが利用されていて、「中央郵便局」でも57インチの案内板でムーミン切手などのCMが流れています。
 ショッピングセンター「Kampi」。店内150の全てのショップに42インチの液晶パネルが2枚ずつ合計86のディスプレイが配備されコンテンツを連動して配信しています。

 変わり種を二つ。
 まずは「郵便博物館」。郵政省出身のぼくとしてはどうしても引き込まれるスポットです。入り口の左右に等身大タテ長のディスプレイが2枚。左にはクラシックな装いの婦人、右にはこれも古風ないでたちの紳士が、こちらを向いて挨拶したり手招きしたりしています。
 正面には、4枚の液晶をつないだディスプレイで、19世紀の郵便局員の衣装を着けた男性が手招きしています。歩いて近づくと、画面から立ち去り、博物館の案内情報が提示されます。館内では、あちこちの黒壁にプロジェクターから動画が投影されている。クラシックでアナログな空間に、美しくプロデュースされたデジタルサイネージが融合しています。

 もう一つは、霧サイネージ「FogScreen」。非常に小さな水滴で構成される半透明のスクリーン。上部から下に噴射される霧は、ヨコから見ると1cm程度の厚さ。霧に投射される映像は幻想的です。水滴がとても小さいため触っても少し冷たい程度の乾いた感じで、スクリーンを通り抜けて遊ぶ子どもたちも多いといいます。映像の向こう側から人が飛び出してくる様子も不思議な感覚を与えます。素敵なコンテンツが開発できそう。

0 コメント:

コメントを投稿