■IT復興円卓会議ニコ生「通信」 -4/4
IT復興円卓会議ニコニコ生放送、【第3回:通信】。
NTT東日本福澁谷直樹さんソフトバンク嶋聡さん慶應義塾大学夏野剛さん村井純さん菊池尚人さん中村伊知哉の続きです。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv59798260
・復興におけるクラウドサービスについて
(夏野)クラウドだといいながら、社員をWebMailにアクセスさせない大企業も多い。自分たちが出来ないのに、クラウドだというのはいかがなものか。
(村井)クラウドサービスに対して契約や訴訟などになれていない、プライバシーに関する問題など日本自体がクラウドを支える社会システムになっていないので、もう少し頑張って作ったほうが良い。
(菊池)病院のクラウドサービスのデーターセンターを近場に置いていたら、まとめて停電や被害にあって使えなかったということもあった。データーセンターはどこに置くべきか。
(夏野)地政学的に安全なところとか分散だろうか。データは、特にどこに置かなければいけないということはない。
Q:満充電したバッテリーをショップで配るとかできないのか?
(夏野)結構、端末ごとに使うから非現実。充電器が市場に流通しているじゃないか。
(中村)コンビニにいけ…と。
Q:Wifi開放はセキュリティ不安じゃないか?
(夏野)セキュリティとBenefitの問題じゃないか。
(中村)気にすんな…と。
(村井)かならずそういう部分で解決する技術はある。作れるはずだ。
マスコミとマネージャーが漠然と心配しているのは不安。新聞に漠然と乗るのは良くない。また会社の経営者が漠然と不安を持っているのが行けない。
(夏野)同じ会社に30年居る奴が社長になってはいけない。多様性だ。
(村井)この国の弱点はマネージャーレベルの人がセキュリティに対する正しい知識を持ってないのがいけない。
Q:インターネットに対する国際条約は必要ないのか。
(夏野)アメリカの愛国者法というのができた。一カ国でそういうのがあるとインターネットに対して漠然とした不安がユーザーにできてしまう。インターネットに対する最低限のルールが欲しい。
(村井)自分が言いたいのは、インターネットを止めるなということ。インターネットは国ではない、一国でどうこうというのは止めて欲しい。国際的な合意を作るのはいろいろな方法がある。
【まとめ】
嶋—「電力と通信の融合」
スマートグリット、送電線。今回の震災で一番困った部分、これからの復興のキーワードは間違いなくこれになる。
澁谷—「現場力(人を信じる)」
今後5年で40%の技術者が退職する。これに続く後継がいない。また災害の時は技術者を信じて、復旧に関わる意思決定のスピードを挙げて欲しい。
夏野—「予算のITへの徹底傾斜配分」
市町村単位でどれが優先というのは構わない。国レベルで決めるとそれは前の状態に戻すだけになる。この機会に被災地は徹底的にITを埋め込んだ都市にするというのもいい。全く新しいIT復興をして欲しい。
村井—「北極」
インターネットで繋がるケーブルは全部太平洋にある。ついに最短ルートとして、光ファイバーは北極を通せるようになった。米欧中露が死に物狂いで取りに来ている。ここにいかないとだめ。これを誰が設計するのか!






