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2020年4月27日月曜日

コロナ雑感 後編:Your Generation

■コロナ雑感 後編:Your Generation

コロナ巣ごもりで超ヒマなので、デビッド・バッティ監督「My Generation」をみた。
1960年代は、若い世代が旧体制をぶっとばした時代だった。ロンドンだけでなく、世界各地で。音楽だけでなく、映画も、ファッションも、政治も。そうだ、大学もだ。何がそうさせたのか。経済成長、人口爆発、都市集中、工業化、メディア進化、民主化。少なくとも、疫病のせいではない。

コロナ後は、コロナ前と何が変わるのか。まずは分散とバーチャルだろう。社会の不可逆な化学変化となり、コロナ前には戻るまい。それはコミュニティとコミュニケーションを再構築することでもある。

数千年かけて人類は都市化を進めてきた。文明は都市の歴史だ。集中・集積がテーマだった。住民は城壁で身を守った。ところが、だから壁の中でペストは蔓延し、14世紀には世界の2割が死んだ。戦争も核兵器も、対立を引き起こす宗教も、経済の恐慌も、みな文明が生む。それで死ぬのは自業自得。人類にとっての敵は自然災害であり、病原菌だ。いずれも都市に集中することで、自らの命を縮める可能性がある。都市は病原菌のクラスターとなることは学んでいた。

アナザー文明を描く「進撃の巨人」は、コロナの予兆だったのかもしれない。城壁内で保つ未開文明は不気味な巨人どもに食い荒らされる。外の荒野も知性のない巨人や知性の高い巨人や得体の知れない神話の領土だ。壁の内側の住民は、うろたえ、戦うしかない。

都市集中をパンクにひっくり返す手段がITと交通だった。20世紀後半から今世紀にかけて、高度情報社会と高度移動社会が構築された。いつでもどこでもコミュニケーションがとれ、いつどこにいてもどこへでも移動できる手段を手にした。都市を離れ田園で優雅に過ごす展望を得た。

それでどうなった? 都市集中はますます進む。東京は1980年から36年で200万人増を見せ、特に中心部に集まっている。ITと交通が発達したら、コミュニティはより濃いコミュニケーションを求め、みんな接近したがった。高度情報社会と高度移動社会は否定され、その展望とうらはらに、高密度な経済社会を形成した。地方分散だと?テクノロジーは逆方向に作用した。

コロナはそれに対する鉄槌だ。お前ら、離れろ。疫病は繰り返す。テクノロジーで身を守れ。わかっているのに、なぜやらん。分散しろ。距離を取れ。クラスターを小さくしろ。ITと交通で世界はつながっているのだから、今回はローカルではなく全地球的に警鐘を鳴らす。という天の声が聞こえる。

ハッと我に返り、見回してみる。周りがテレワークでバーチャルに働き始めた。家で働く。都市化で職住接近を実現したが、そうじゃない、職住一致でいいじゃないか。なぜ通勤地獄に身を置いていたんだろう。なぜつまんない上司の飲み会に付き合ってたんだろうネット飲み会でいいじゃないか。紙もハンコも要らなかったんだよね。会議室で冗長な時間を過ごしてたのバカみたいだね、端末いくつか置いときゃ会議も飲み会も同時にかけもちできるね。もうコロナ前に戻れない。

コロナで失うものもあるだろう。インバウンドを頼りに経済成長を期待していたけど、しばらく戻らないかもしれない。都市型のライブイベントを成長させようとしていたけれど、しばらく戻らないかもしれない。コロナ後の新設計が必要だ。

自分の話をしておこう。大学のことだ。コロナで大学は壊滅するのではないか。大学を作ったばかりでこーゆーことを言うのもなんだが、壊滅したっていいのではないか。

いま世界中でオンライン教育、オンライン教材が続々と提示されている。著名大学の著名教授もどしどし上げている。日本も地域の小中学校の先生方(世界に誇る優秀な先生方)が授業をアップしている。従来型の授業は、それでいいじゃないか。

個々の先生が一つの教科書を使って個々にそれを生徒の頭ん中にコピーする作業は、もうなくていい。それより、世界の優れた先生がネットで公開する映像を見ればいい。だけど現場の先生は大事だ。それをもとにみんなで考え、みんなで議論し、みんなでつくる。先生は教える係、情報を伝える係じゃなくて、ファシリテーターになる。教育IT化が目指した世界がやっと実現する。

すると、大学の卒業証書より、あちこのネット講座を修了した証明リストのほうが値打ちをもつ。ネット上の学習履歴が教室での世間より重みを持つ。学校は「つくる」場になる。
そんな世界は5年後に来ているはずだ。早く来い。ぼくはiUをそのためのプラットフォームにしたい。バーチャルな学校連合「超学校」を作って、対応を加速したい。

コロナ後は、全ての領域で景色が変わっているはずだ。元に戻すのがよい分野もあるだろう。けれど、元に戻さず一気に進む分野も多いはずだ。後者が社会の枢要を占めるのではないか、という予感がする。ぼくはそれを是認したい。

となると、それを見据えてすべきことは、その化学変化についていけない世代を退場させることと、コロナ後の世界を若者へ移譲することだ。コロナ後、つまり令和をどう設計するのか。それは生まれの任務だと思う。ぼくは従うので、スゴい設計図の提案を待する。

超ヒ、My Generationを見た感想まで。

2020年4月20日月曜日

コロナ雑感 前編:平成30年の敗北を覆す機会

■コロナ雑感 前編:平成30年の敗北を覆す機会

地球は閉じ込められた。人は死に、葬儀もできず、泣き叫ぶ。怒りをぶつける相手がいない。経済が潰れる。神にすがる。歌う。14世紀のペスト、19世紀のコレラを凌ぐ地域に広がる。2次の世界大戦を上回る地帯が被害を受ける。戦後、核の脅威があり、地域紛争があり、テロがあり、震災や台風があり、それら危機に何とか折り合いをつけてきた人類を待ち受けたのが、疫病だった。

見えない敵をどう抑えるか。いや、戦う相手ではないのかもしれない。風邪やインフルエンザのように、折り合いをつけ、同居していく相手なのかもしれない。ペスト流行では当時の世界人口の2割が死んだという。そんな事態にならぬことを祈る。

逆に、どうだろう。コロナが経済を2割殺すと想定したら。今の経済が2割なくなったら、ぼくらは2割死ぬだろうか。んなこたああるま。今GDPは550兆円で、2割少ない450兆円というのは1990年、バブルの時期だ。平成の始まりだ。あの頃、ぼくらは案外幸せではなかったか。豊かじゃなかったか。バブルが弾けたって、さほど気は滅入りもしなかった。令和の始まりに、仮にそれくらい落っこちたって、という腹ぐくりも、っていい。
いったん落ち着こうぜ。

しかしまだ世界はこうもバラバラだったのか。トランプさんが中国をののしり、中国が反論し、という諍いではなく、それぞれの国の仕組みがだ。中国の独裁政権は徹底的な封鎖と顔認識技術を導入した追跡をかける。大統領制のフランスも厳しい外出規制をとる。同じ大統領制でも合衆国のアメリカは地域差が激しい。日本と同じ議院内閣制のイギリスは集団免疫の獲得という独自路線を図るもジョンソン首相が感染入院した。インドは警官が外出する民衆に腕立て伏せをさせる。ロシアは何が起きているのかよくわからない。

どの仕組みがコロナに効くのか。まだわからない。だがこれは政治と危機管理に関する地球規模の実験だ。成功・失敗のテストベッドが多数同時に走っている。他国の結果を待って対応する暇がない。いずれまた来る世界同時の危機に、今回の多元的な実験は何をレガシーとするだろう。

本にとっては、敗戦以来の、3.11を上回る全国規模の危機。まだ評価するには早いが、今のところ踏ん張っていると見る。死者数にしろ、社会的な混乱にしろ、経済の落ち込みにしろ、他国と比べればましだろう。敗戦国であり、政治にさほどの権力を与えていないこの国は、幸か不幸かロックアウトもできない。コンビニも開いていて、ジョギングの姿も見える。

どれだけコロナを抑えられるかは、自粛と忖度にかかっている。国や自治体の「要請」という空気のようなものの効き目は、それを受けた民がどれだけ自粛し、どれだけ忖度するか次第だ。自粛自粛自粛。忖度忖度忖度。平成の日本を縮こまらせてきた主犯である、この空気を読む2つのクセに頼るほかない。

非常事態宣言が遅い。緊急経済対策は真水が少ない。消費税ゼロにしろ。マスク配れ。マスク配るな高すぎる。政府と東京都は事前にちゃんと調整しけよ。大阪と兵庫はケンカするな。
民の大声を耳にする。たくさん耳にする。みんなお上を頼るんだなぁ。みんな信頼してるんだなぁ。お上はうまくやってるってことだな

さて、問題はデジタルである。
世間の底が抜けず、なんとか体制を持ちこたえているのは、SNSやネットで情報を共有てきた訓練のたまものでもあろう。9.11も3.11もローカルな事件だった。今回はスマホ・ソーシャル普及後初の世界的危機だ。情報空間にはフェイクもデマも多いが、それを上回る対コロナの作戦に満ちていると思う。デジタルは反ウィルスの役に立ちたい。

してれは日本にとって慶事かもしれない。日本はITで30年負けてきた。それを覆す機会かもしれない。むしろ、ラストチャンスとしてコロナを活かすほかあるまい。外食、観光、興行など直撃を受ける分野もあり、産・文化が壊れることを実に懸念する。が、一方、eコマース、映像配信、ネットームなど巣ごもりネッ特需に沸く業界もある。eコマースのB2C比6%を中国並みの20%に持ち上げるチャンスeポーツ50億円市場を韓国並みの人気に高め700億円市場に育てるチャンス。

30年前から期待されながら進まなかったテレワークもようやくリアリティーを得た。産業界のIT利用にみがつくだろう。東京商工会議所の調べでは、企業の4分の3がテレワークを実施できないという。IT普及から四半世紀、サていただけだ。やればできるし、やれなきゃ死ぬ。

そしてそれらに比べ遅れに遅れていた3分野、政、医療、教育もデジタル・ファーストに飛ぶべき時期だ。
霞が関も腰を上げ、会議を遠隔で行うようになった。官僚の操作がおぼつかないシーンを見かけるが、ご愛嬌、すぐ慣れるさ。医療もオンライン初診を認めるという、超硬質の岩盤がちょっぴり動

そして何より今回、躍進するのが教育である。PC1人1台の達成、オンライン教材の著作権処理円滑化などの措置が緊急経済対策に盛り込まれ、状況は一変する。日本の教育情報化はOECD最低、途上国以下と嘆き続けてきた半年前までの自分に、「イヤなこもあるけれど、いいことも起きるよ」と呼びかけてやりたい。

「緊急経済対策に遠隔教育に関する措置が盛り込まれました。

コロナ苦境を乗り越える。同時に、それをテコに、平成30年ができなかったデジタル・ファーストを達成し、レガシーとする。それがけたころ、五輪を迎える。アフター・コロナのデジタルな五輪を設計しよう。

2020年4月13日月曜日

宮古島・伊良部島でデジタル+スポーツのワークショップ

■宮古島・伊良部島でデジタル+スポーツのワークショップ

ワークショップキャラバン@伊良部島。
那覇から空路1時間、宮古島から美しい橋で海を渡り、今年開校したばかりの小中一貫校、結の橋学園(伊良部島小学校・中学校)で開催しました。
プログラミング、デジタルえほん、超人スポーツ。
まばゆい光に満ちる校舎で、500人を超える子どもたちが弾けました。

ドローンプログラミング。スクラッチを使い、ドローンの動きをプログラミングしてドローン2台を操縦する。
そしてロボットプログラミング。スクラッチでカニの動きをプログラミングしたり、ロボットに相撲を取らせたり。
プログラミングは鉄板です。

お絵かきプログラミングでみんなの水族館をつくろう!
描いた絵をプログラミングで自由に動かすことができる言語「Viscuit」をつかって、自分で描いた海の生き物を泳がせる。
小学校でも必修化間近のプログラミング。
プログラミング「を学ぶ」よりも、プログラミング「で作る」が大事です。

世界中からデジタルえほんを集めました。 
読むだけではなく、いろんな工夫がされているデジタルならではの新しい遊びや学び体験です。

そのデジタルえほんを作ろう。
絵を描いてデジタルにしよう。
どこ行く?なにする?
行きたい場所とそこにいる人・ものを1人1ページ描いてもらって、動かして、参加者全員分で1つのデジタルえほんにします。
よしもとアーティスト中村真鈴博士によるワークショップ。

日本一のバルーンアート芸人、キャプテン★ザコさんによるバルーン作りワークショップ。
これも鉄板です。
バルーンで復元された首里城を前に下地敏彦宮古島市長と。
この後、下地市長はわれわれと車座になっての「おとーり」に突き進むことになりました。

超人スポーツも参戦。
体を包む風船バンバーと、脚部を強化するジャンピング竹馬で身体を拡張して、巨大な人間同士が激しくぶつかり合う、ぴょんぴょんドカンドカンのバブルジャンパー。
ですが子どもたちは風船バンパーだけ取り外し、好き勝手に転がります。
実に正しい。

VR空間上での対戦型シューティングゲーム「タワータグ」。
体を動かす超人スポーツと、デジタル技術を駆使するeスポーツの融合。
この超人eスポーツが今後の有望な発展領域です。

動作拡大型スーツ「スケルトニクス」。
今回は胸が光る!
どこに出向いても人気。
そして、どこの子どもたちも、近づいてきて、じゃんけんをする。
誰が教えるわけでもなく。
正しいコミュニケーション方法。

スポーツ島を標榜する宮古島。
体育館ではサッカー教室を開催しました。
ガリットチュウとともに指導するのは、
平山相太さん!
本物は、デカい!

かけっこ教室は2700のツネさんが担当。
必殺の右ヒジ左ヒジは、親たちにはウケたけど子どもたちはきょとん。
世間は厳しいけど、伊良部島は暖かい。
またやりましょう!

追伸1。
超奮発して2万円で落札した着物で行ったところ、市長はじめみなさんに「宮古上布だね」と言い当てられました。さすが、見ただけでわかるんですね。普通に買うと「3ケタはするよ」とのこと。超ラッキーな買い物。どうやって入手したかは、ナイショ。

追伸2。
宮古島空港には巨大LEDディスプレイが。
これは高いで~
これでオリンピック中継やアニソンライブやったら盛り上がる!
と思うんだが、客席がヨコ向いててもったいない。
では。

2020年4月10日金曜日

緊急経済対策に遠隔教育に関する措置が盛り込まれました。

■緊急経済対策に遠隔教育に関する措置が盛り込まれました。

昨日47日に取りまとめられた緊急経済対策は、事業規模108兆円、財政支出40兆円という過去最大の経済対策となりました。この短期間にして政府は不眠不休でよくまとめたと考えます。

さらにぼくが評価するのは、子ども・学生諸君が一斉に休校、在宅学習を余儀なくされる中、これまで遅々として進まず後進国に甘んじていた日本の教育情報化の水準を一気に引き上げるべく、財政措置だけでなく規制緩和を含む措置を決定したことです。

経済対策には遠隔教育について下記の5項目が盛り込まれました。
ICT環境の早急な整備:PC11台の前倒し整備
・遠隔授業における要件の見直し:同時双方向要件の撤廃
・遠隔授業における単位取得数の制限緩和:大学上限60単位の見直し
・オンラインカリキュラムの整備:NHK番組の利用
・オンラインでの学びに対する著作権要件の整理:許諾不要・補償金化

「超教育協会」はじめぼくらグループが政府に対し長年にわたり求めてきたこと、3月下旬にも「全ての授業をオンラインで -オンライン教育推進ステイトメント-」を発出しお願いしたことにほぼ満額回答をいただいたと認識しています。
文科省・経産省はじめ関係者に感謝と敬意を表します。

PC11台はぼくらは8年前から主張してきました。OECD最低水準という不名誉を脱するため、努力が積み重ねられてきました。この2年でデジタル教科書が制度化され、プログラミングの必修化も決定、昨年には超党派の議連による「学校教育情報化推進法」が議員立法で成立し、環境が整ってきました。

昨年末の補正予算で11台に向けた措置がなされ、数年をかけて行き渡る展望を得ました。そして今回の経済対策で、一気に前倒しとなります。半年前から見れば夢のような出来事です。できれば、コロナ前に間に合わせてあげたかったけれども。

夢見ついでに振り返れば、11台+デジタル教科書の旗を振り始めたころ、研究者や学界重鎮から時期尚早という反論・バッシングを受けました。早期に措置していたら今回のような現場の混乱はなかった。当時、反対していた人たちは責任を取り、この機に全員退場すべきと考えます。

単位取得数の制限緩和はひとまず実施されそうです。開学したばかりのiUものっけから全て遠隔授業。上限60単位は自分ごととしても撤廃を願っていました。
今回の臨時措置となるのか、恒久化するのか、まだ見通しがききません。教育のデジタル1stを実現するため恒久化を求めていきます。

オンライン教育の著作権問題は、文化審議会の審議を経て、許諾不要・補償金化する改正法が成立したものの、施行されていなかったものです。超教育協会でもワーキングを設け、関係者の調整に努めてきました。ひとまず運用が始まります。結局は権利者に対する補償金をどう手当するかという経済問題であり、これも来年度以降の措置を落とし込む必要があります。引き続き取り組みます。

超危機バネが働いた結果とはいえ、日本の土台をなす教育環境を一変させる対策を高く評価します。
この措置を実装する学校・自治体も大変な努力を要しますが、この変化、ICT対応は臨時一時のものではなく、恒久的・不可逆的な転換であることを認識しなければなりません。

コロナのレガシーが教育の未来となることを願います。






「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策~国民の命と生活を守り抜き、経済再生へ~」から抜粋

〇遠隔教育について実施すべき事項

 新型コロナウイルスの感染拡大により、休業が長期化し教育課程の実施に支障が生じる事態に備え、特例的な措置として、以下のような柔軟な運用も含め、家庭での学習支援等による児童生徒等の教育機会確保のための施策を講ずる。

(1)ICT環境の早急な整備
 小中学校の児童生徒1人に1台のPC等端末を整備する補正予算の執行に当たっては、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、登校できない児童生徒が自宅等において端末を利用してオンラインでの授業が受けられるよう、具体的な整備の方法・手順について、文部科学省を中心に関係省庁で協議し、可能な限り早期に端末が手元に届き通信環境も含め利用できるようにする。その際、自宅にアクセス可能なPC、タブレット等があるかなどを考慮して、必要な者に対して優先的に行き渡るよう配慮する必要がある。

(2)遠隔授業における要件の見直し
 現在、遠隔授業は「合同授業型」「教師支援型」「教科・科目充実型」の3つに分類されているが、いずれも受信側に教師がいることが必須要件である。児童生徒が自宅からICTで行う学びについては、受け手側に教師が不在となるが、この場合であっても正式な授業に参加しているものとして認められるようにする。
 また、上記遠隔授業においては、「同時双方向」であることが必須要件とされている。児童生徒が時間や場所の制限を受けずに学び続けられる環境を整えるため、授業の内容に応じ「同時双方向」以外のオンライン上の教育コンテンツを使用した場合についても正式な授業に参加しているものとして認められるようにする。

(3)遠隔授業における単位取得数の制限緩和
 高校の場合は、「高等学校が、対面により行う授業と同等の教育効果を有すると認めるとき」に遠隔授業が可能とされているが、その単位数には上限(36 単位)が設定されている。大学も同様に、単位数が124 単位中60単位までとの制限がある。これらの遠隔授業における単位取得数の算定について、柔軟な対応を行うようにする。

(4)オンラインカリキュラムの整備
 オンライン上の教育コンテンツは(NHKやYouTube、各種教育機関等のホームページ等において)拡充しつつあり、文部科学省もホームページ等で紹介している()。児童生徒や学生が自宅等で学習を進められるように、オンラインカリキュラムの充実を図る。
)臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト(子供の学び応援サイト)
 https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index_00001.htm

(5)オンラインでの学びに対する著作権要件の整理
 デジタルの資料配布を原則許諾不要・補償金とする著作権法の一部を改正する法律は公布日(平成30 年5月25 日)から3年以内に施行されるとなっているところ、これを即時に施行するとともに、令和3年度からの本格実施に向けて補償金負担の軽減のための必要な支援について検討する。

2020年4月6日月曜日

ゲームパーティ「C4LAN」に未来を見た

■ゲームパーティ「C4LAN」に未来を見た

ゲームLANパーティー「C4LAN」@高田馬場。
ゲーム配信会社twitchの人に案内されました。
500席、満席。みんな、ゲームをしています。
ぼくみたいにブラついているのもいるから、1000人は集まっています。

ゲームタイトル・コミュニティの枠を超え、ゲームを遊び倒す持ち込み型ゲームパーティ。 
コンピューター、家庭用ゲーム機、ボードゲームなどなど好きなゲームを持ち寄り、同じ空間で遊び倒す3日間ぶっ通しのイベントです。

夜通しずっと。ぼくは昼間に行きましたが、何やら食いながらゲームしている人も、床でぐっすり寝ている人もいます。
対戦型eスポーツだけでなく、ただただユルくゲームを楽しんでいたり、リアルなカードゲームで遊んでいたりする、多様性に富む空間です。

席を予約して、PCを持ち込んだり、レンタルしたりして、LANでつながって遊びます。
仲間がかたまっているエリアもあれば、遠隔のひとと楽しんでいる人もいれば、バラバラです。
ステージを見ている人もいれば、無視している人もいれば、寝てる人もいて、バラバラです。

仲間に会う。新しいつながりができる。ゲームや機器のトレンドを知る。やすらぐ。
参加する人の目的もそれぞれ。草の根的でソーシャルな「場」として機能しています。
とっても新しいかんじ。

LEDで光る自作のPCを見せに来ている人もたくさんいます。
デコPC!
来ている人たちが使うPCは、モニター、キーボード、マウスなどセットにすると、50万円程度だそうで。ハードのビジネスも結構大きいんですね。

大勢が集い、静かに遊んでいます。
たたずまいはコミケのよう。年2回開催だし。
だけど、持ち込んだPCを売っているわけではないし。
持ち寄って楽しんでるだけだし。
わんこ祭りや盆栽まつりみたいなものですね。

2016年の初開催では用意した100席のうち40しか埋まらなかった。
でも今は500席がスグ埋まるんですって。
もっと大きくなる、と主催者が言っていました。
場所探し、大変になりますね。
竹芝CiPに誘致したいな。

自然発生的な参加型コミュニケーションです。
ゲームは同じでも、eスポーツのような対戦イベントとは違う、多様で平和な、若い連帯。
次の世代が形作る社会はこういう姿なんじゃないかなぁ。
ここに未来がありそうだ、と感じました。