Twitter

2023年6月24日土曜日

クールジャパン:2.5次元

 ■クールジャパン:2.5次元 




NHKクールジャパン「2.5次元」の巻。

架空と現実の融合、バーチャルとリアルの融合。

マンガアニメゲームという日本が誇る2次元のポップカルチャーを3次元の現実空間で展開するエンタテインメント。これからもっと進化していきます。


「ミュージカル」

マンガやアニメの世界が現実になればいいのにという憧れはありましたが、メイクやプロジェクションマッピングなど、その世界観を壊さずに再現できる技術が発達しました。

そして役者も揃ってきた。イケメンの役者たちはもうコスプレのレベルじゃない。

もともと日本は映像や絵と文字の親和性が高くて巻物も絵と文字の組み合わせ。

マンガもそう。舞台に文字が現れても違和感がない。日本的な舞台空間ですね。


「聖地巡礼」

大洗は震災で津波の被害を受けた場所。

その翌年から放送されたアニメの聖地巡礼で町が立ち直ったようなこともあります。

アニメで見せて、観光でビジネスにする地方創生の対策でもあります。

インバウンドさんたちにも聖地巡礼は人気が高くて、これからもっと本格化しそう。

全国が聖地になりたがってるんですよね。


「eスポーツ」

日本でも大型の大会も開かれるようになって、Jリーグやプロ野球機構も大会を開きはじめました。

オリンピック種目になるという噂もあります。

日本はテレビゲーム大国だったためにパソコンとネットが中心のeスポーツの対応に遅れた面がありますが、だからこそ成長力は高いです。日本をeスポーツの本場にしたいものです。


バーチャルな空間からリアルな空間に飛び出してきた。

さらにどんどん世界に飛び出していってもらいたいし、世界中のかたに楽しまれるようになってくれるといいですね。

2023年6月17日土曜日

学長くんガチョーン. 中島信也さん

 ■学長くんガチョーン. 中島信也さん



世界のShinya Nakajima。カップヌードル「Hungry?」のCMでカンヌ国際広告祭グランプリ。その他かずかずのレジェンドCMを作りながら、ひょんな流れで東北新社の社長に就かれた!のに一番ビックリしたのはご当人かもしれない。iU生にとってイノベーターの大モデル。


◆クリエイター×プロデューサー×経営

自身の経営もディレクションであったり、プロデュースであったりする。会社を1つのスタジオに見立てたときに、メンバーが持っているポテンシャルをどう引き出すか、スーパー経営はできないが、メンバーを盛り上げることができる。1つの経営における拠りどころ。いろんな才能の花を開かせることが仕事。

広告なので、ミッション・ゴールを与えられたときに、そこに向かってチームでどう進んでいくかで作品ができあがる。美大に行っていたので、画面・映像に対しての感覚は多少あるが、いわゆる映像作家がつくる広告と自身のようなディレクターがつくる広告は違う。みんなの力を活かすやり方。今まで数々の賞をいただいてきたのはそうしたエネルギーを集積できている結果。それは社長業と遠くはない。みんなが力を発揮できたらまだまだ大きな事ができる会社。


◆コマーシャルをつくる仕事

武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科。ビジュアルコミュニケーションの基本は学ぶが変な学校。答えを与えない。自分で考えないといけない。課題を多く与えられるが、答えは自分で進む道を考える。映像は一切やってなかった。

広告は当時ブームだった。チームで広告の課題を勝手に出したりしていた。広告をおもしろがっていた。しかし、広告を志望してなかった。なにか違うのではないかとおもっていた。大きな意味でデザインを考えていて、世の中をおもしろくするためにデザインはあるのではないかとおもっており、広告というのはどうしても一企業のための先棒を担ぐもの。少しへそ曲がりな発想を持っている学生だった。

学校をもう少しおもしろくできないか、と芸術祭の実行委員長をやったりした。みんな協力してくれず孤独。いつも、これでいいのか、こうしたらおもしろいのではないかと考える癖がついた。学生時代に抱いた、一番の幸せはなんだ・みんなの幸せはなんだという”あおい気持ちは代表取締役になった今でもどこかにある。根っこは変わっていない感覚がある。


◆社長

ゆくゆくはフリーランスになって、お金を稼いで、ベンツに乗ったり、と考えていた。

先輩たちがすごすぎて絶対に勝てないとおもった。今との大きな違いは目標となる人がいた。そこに向かっていった。しかし勝てない。作品も溜まってきたので、バブルも始まった。トップは無理なので、フリーランスとなり、稼ぎに出るか!とおもった。その時、創業者の植村伴次郎さんに呼ばれた。そこにデジタルの映像システムがあった。1986年イギリスから仕入れたシステム。当時、アメリカの映像がたくさん入ってきていた。ベストヒットU.S.A.。マイケル・ジャクソンのスリラーに代表されるようなミュージックビデオ。撮り方もわからない。これができるようになったら、先輩たちを抜けるかもしれないとおもっていた矢先にデジタルの技術を見せてもらい、これだ!と。その瞬間、新しいデジタルテクノロジーでやってやろう!とおもった。その結果、画期的な映像をつくることができた。

気がついたら代表取締役社長になっていた。


◆チャンス

デジタルに出会ったとき、これは先輩には絶対ムリだ!俺が絶対やったる!とおもった。いまの若手は中島さんこれ無理だろうな。というのをいっぱい持っている。それが俺を打ち負かす。新しいエンジニアリングが来ているので、そのチャンスは昔より今のほうがある。新技術はおっさんたちを追い出すためにある。

画面の中のイノベーションだけでなく、それをどういう風に伝えていくかのコミュニーケーションルートがネットにより画期的に変わった。データが自由に使えるようになり二次元じゃなくなり、三次元化している。自分も没入していける。面白い表現ができる。


◆学校

小学校、楽しかった。学校へ行って変なこと言うのが仕事。中学校、勉強ができた。高校、中学で調子に乗って勉強をしていたので、落ちこぼれた。毎日暗い気持ちで通っていた。大学がすごく大きい。友達の刺激が先生より得たものより大きい。同じ命題を学生に与えても、リアクションが全部違う。そのリアクションにショックを受けたし、モヤモヤした。ものを考えるときの一つのベースになった。

美大への予備校では絵を上手い人~下手な人を順位で並べる。残酷だけど、それをずっとやっていると自分の位置がわかる。落ち込む。イラストが上手い人がいたら、イラストの道を諦める。サバイバルを考える。なんらかで自分を表現しないといけない。

同級生と学校の課題を関係ないところで遊んでもおもしろくない。ある命題を与えられ、そのリアクションを出し合いながら触れていく。命題を学生に振りかける場として、学校は意味がある。複数人いるところに共通のテーマを投げかけ、そのリアクションがうごめく部分に値打ちがある。そのお互いのリアクションがよく見えたほうがいい。

いまは互いに違うことがいい。被った!という言葉がある。被るということはオリジナリティがないということ。自分なりの観点を発掘する。人と違うことを考える。


◆キミたちへのメッセージ

表すということが一番大事。表現をしてみる。考えていることを表してみる。海外に行って、日本と違うとおもうことは、海外の人は「こんにちは」「ありがとう」とても言う。自身も「ありがとう」と絶対言うようにしている。「こんにちは」「ありがとう」はグローバルに行く時にとても大切。黙っていると何も始まらない。

ボケるということは自由になる。どんどん自由に発表してほしい。

発表したいものが出来たとき、ものすごくいいプレゼンテーションができる。


★後記

ずっと仰ぎ見るクリエイティブ巨人であったが、東北新社という大企業のトップというマネジメント巨人でもある。クリエイティブの雨を降らせてほしいとiU超客員教授をお願いしていたが、マネジメントの風も吹かせてください。

2023年6月10日土曜日

クールジャパン:鳥料理

 ■クールジャパン:鳥料理 




NHKクールジャパン「鳥料理」の巻。


焼き鳥、からあげ。世界がまだ知らない、世界に誇る鶏料理。

焼き鳥、からあげ。どっちも英語の辞書にもう載ると思いますよ!


「焼き鳥」

特徴、いくつもある。

まず串。

バラバラの肉だったら和食の中の一皿だったと思うんです。

串に刺して一本ずつ焼く、そのまま食べる。手を汚さず食べやすい。

そのスタイルが大きな特徴。

そして多様さ。

鶏肉と言っても焼き鳥屋さんには10種類ぐらいは並んでる。

もも、むね、ずり、はつ、きも、かわ、かしら、なんこつ。

それぞれ塩もタレもある。いいね。

それから、安い店から超高級店まであること。

庶民文化を、高級な料理にまで突き詰める職人技。日本らしい。


「からあげ」

かつておでんや中華まんが陣取っていたコンビニのレジ横は今やチキン戦争で、チキンが制した。

安いしおいしいし、どの国の人も好きだし。

240種類も味付けがあるという多様さがすごい。

味噌ラーメン味とかクリームシチュー味とか。

鶏肉がどんな味でも受け止めてしまう力を持っているんだが、その開発を重ねる追求心や好奇心が日本のおもしろさ。

世界的なフライドチキンの店も、季節ごとに日本だけの味をつけたりしてますんでね。


「比内地鶏」

比内地鶏は一定の飼育条件のものだけが比内地鶏と名乗っていいという厳しい条件があるんだが、その他の地鶏も、日本は地鶏とつけば、そういう厳しいブランド管理があるに違いない、美味しいに違いないと思う。

それくらい日本は地元とか地域にこだわります。

でも、きりたんぽ鍋を食べたい、ってことでそこまでこだわって鳥を育てるっていう、食い意地というか、執念というか、それが本質ですよね。

2023年6月3日土曜日

学長くんガチョーン. 佐渡裕さん

 ■学長くんガチョーン. 佐渡裕さん





ベルリン・フィルで指揮をとり、シエナ・ウインド・オーケストラ及びウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団 主席指揮者。2023年4月、墨田区を本拠とする新日本フィルハーモニー交響楽団の音楽監督に就任されることになり、iUにもお越しいただきました。ぼくはクラシック音楽に疎いですが、同い年の京都出身ということで、ずっと勝手に親しみをもってきました。これからiUも よろしゅうに。


◆学校

小学生のとき、すごく楽しかった。子どものときの記憶が強くあるというのは、友達や先生に恵まれていたことだとおもう。京都・太秦の商店街で生まれた。

家の中で、家族から評価や厳しさを与えられる。学校に行くということは家を出るということ。外からの評価がある。それが最初の社会。

中学生の時は反抗期・思春期。そこで面白いことに目覚める。


◆キミたちへのメッセージ

ティーンエイジャーは人生でものすごく大事。オリンピックでもティーンエイジャーが活躍している。社会問題までも動かす勇気ある若者たちが15,6。とてもピュアで、肉体的にも精神的にもすごく強い時期。とはいえ、子どもと言われている年代の暴走ではいけない。知恵のある人・経験のある人がうまく手を組んでつくっていけるもの。

今の時間をすごく楽しんでほしい。いろんなことを吸収してほしい。


オーケストラは小学生からおじいちゃんおばあちゃんまで、みんなに楽しんでもらえる。街と音楽が一緒になって街の文化を作っていくことが重要。世代を超えて話をしていこうとおもっている。若い人たちが人生で一番面白いときに、是非先生の話や、街の中で出会う人生の先輩方の意見を取り入れてほしい。

散歩し始めて、墨田の街を知り始めた。そういうことができそう。