■コミケはインフラ?
コミケ投稿の炎上は理解に苦しみました。
ぼくの下記投稿が1100万表示され、批判されたものです。
「コミケはインフラ。マンガ制作・販売の苗床としてアマからプロへのエコシステムを形成する。それがアニメやゲームの原作を生み出す。だから政策としても支援すべきだけど、そこと一線を画すスピリットだから発展してきた。それでも何らかサポートできることはありませんかね。」
これが東大教授の遺伝子x炎上より300万表示多い!のです。
ぼくも「解説」が必要なのでしょうか。
コミケはインフラである。宝物である。維持・発展してもらいたい。それだけです。
ぼくはコミケの出展者を大勢知っている。出展する友人や学生を支援するし、ファンとして購買もする。単なる応援者だ。
コミケの主催者と意見交換することもあり、お手伝いできることがあればする。邪魔になることはしない。国や政策と一線を画すスピリットを尊敬している。
それでもこのインフラを維持・発展させるために、何らかサポートできることはないものか。それは国でなくてよい、自治体や企業でもよい、自分の大学でもよい。取り巻く学校への支援とか、技術サポートとか、税制とか。もちろん、ないほうが数十年、百年と発展するなら、そのほうがよい。
自民党はじめ政治の場に呼ばれ、ポップカルチャーに対し意見を求められると、ぼくは「自由と教育」の2点をお願いする。
コミケが代表する「表現の自由」を死守してもらいたい。マンガ家へのレスペクトと、二次創作に対する大人の姿勢、そして表現への不介入を政治として守ってほしい。これは政府というより政治の役割だ。
そして初等中等からの「創作・表現教育」を発展させてほしい。子どもからプロに至る、作り手とユーザによる芳醇な文化エコシステムがクールジャパンの礎である。デジタル技術の恩恵はまず創作・表現で享受できるようにしてほしい。
ぼくはマンガの発展、マンガ家のサポート、マンガ制作者の裾野拡大に向けた活動もしてきた。
海外マンガフェスタをちばてつやさん、松本大洋さんらと開催して、マンガの世界展開を後押しした。
デジタルマンガキャンパスマッチを里中満智子さんらと開催して、マンガ家をめざす学生をサポートした。
くにうみ漫画ワールドカップで、今もマンガ家への道を開いている。
マンガバルセロナなど海外のオタクイベントに参加して日本マンガの文化PRに努めている。
そして海賊版対策のためにネット業界から批判されつつマンガの維持・発展に向けて汗をかいた。
持ち出しはたくさんあるけど、利益は得ていない。
こういう立場や活動がコミケやクリエイターの利益を損なうものであれば、もうやめておきます。
さて。
今回、自分の炎上を観察していて思ったのは、
・推進すると、される側から叩かれる
(コンテンツ)
・支援すると、される側から叩かれる
(コミケ)
・中立だと、声が強い側から叩かれる
(海賊版)
・関係なくても、あるとして叩かれる
(機構)
つまり政策に関わるのはリスクが高いってことでして、
今後優れた人材をここに引き入れるに当たって悩ましい状況であります。




