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2020年12月30日水曜日

■平井デジタル担当大臣らが集結し、CiPマニフェスト発表。

■平井デジタル担当大臣らが集結し、CiPマニフェスト発表。


先端スマートビル「東京ポートシティ⽵芝」に拠点を置くCiP協議会がオープニングイベントを開催しました。

平井卓也衆議院議員(現 デジタル担当⼤⾂)、吉本興業ホールディングス⼤﨑洋会⻑、愛知県⼤村秀章知事などのゲストが登壇しました。



⽇本eスポーツ連合JeSU岡村秀樹代表理事、⽇本⾳楽制作者連盟野村達⽮理事⻑、映像産業振興機構市井三衛専務理事など各業界の代表も参加し、⼊⼭章栄早稲⽥⼤学ビジネススクール教授とCiP代表のぼくがMCを務めました。



CiP協議会は国家戦略特区である⽵芝で「コンテンツ×デジタル」をテーマとする拠点づくりを進めています。

2015年の設⽴以後多くのプロジェクトが同時進⾏し、コンテンツ産業界のみならず、メディア、IT、⼤学、⾃治体、政府と国内外のコミュニティを結ぶハブとしてイノベーションを誘発しています。


まず、コンテンツ・ビジネス・教育・テクノロジーの4象限のCiPマニュフェストが発表されました。

協議会発足当初のCiPビジョンを受け継ぎ、拠点の完成を機にさらなる飛躍を決意するものです。


そして、eスポーツを通じた教育を提供するコミュニティ「超eスポーツ学校」や、起業教育に取組む教育機関、メンターやVC等のコミュニティ「超・起業学校」、身体と技術を融合して人機一体のスポーツを開発する「超⼈スポーツ」の報告がありました。



「超」のつく発表の連続に、平井卓也議員から「超はBeyond Limits、今までの限界を超えるという意味。従来のやり⽅や既成概念を超えてほしい」とのコメント。


平井さんはその足で自民党総裁選に向かい、その後新政権の目玉、デジタル担当の大臣に就任されました。


その他、⾳楽などコンテンツを世界に発信するエージェント「SYNC NETWORK JAPAN」や「世界オタク研究所」などのコンテンツに関するもの、ロボット、AIIoT5Gなど先端技術をまるごと実装する都市を作る「City & Tech委員会」などテクノロジーに関するものまで、9のプロジェクトが発表されました。



また、CiP協議会が協⼒し愛知県が進める、イノベーションの創出を⽬的としたスタートアップ⽀援拠点プロジェクト「ステーションAi」については、愛知県知事⼤村秀章⽒が遠隔にて発表を⾏うなど、CiPプロジェクトの多様性やヨコ展開の可能性が共有されました。


CiP協議会は2021年にポップカルチャーにテクノロジーをかけ合わせたPop & Techのリアルイベント「ちょっと先のおもしろい未来」(Change Tomorrow)通称「チョモロー」の開催を計画しており、今後もこの⽵芝をハブに⽇本全国、世界中とを結んでいく構想です。


慶應義塾大学稲翳正彦教授が「2020年はBC/ACの境になる」と話しました。紀元前・紀元後に替わる、Beforeコロナ・Afterコロナの時代区分だと。そこでスタートする拠点は、新文明を作る場にしなければ。

CiPとして決意を新たにした次第です。



クリスマスには、平井大臣が「デジタルの日」発表イベントを開きました。CiP協議会はデジタルの日を応援いたします。まず、スポーツ、コンテンツ分野の著名人からのメッセージ動画の取りまとめにて協力をいたしました。


動画コメント

・M-1グランプリ 2020 王者 マヂカルラブリー 様
・岡村秀樹 様一般社団法人日本eスポーツ連合 会長
・山中智瑛 様(プレイヤーネーム:やまどぅー)eスポーツプレーヤー
・山口一郎(サカナクション) 様
・きゃりーぱみゅぱみゅ 様
・DJ 八王子P 様


また以下の皆様への「デジタルの日」参加協力依頼を行いました。

・iU
・一般社団法人融合研究所
・一般社団法人CiP協議会
・一般社団法人デジタルリスク協会
・一般社団法人日本eスポーツ連合
・IPDCフォーラム
・一般社団法人渋谷クリエイティブタウン
・一般社団法人超教育協会
・「安心ネットづくり」促進協議会
・SYNC NETWORK JAPAN
・一般社団法人アーティストコモンズ
・非営利活動団体 日本ビジネスモデル学会
・世界オタク研究所
・一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム
・配信技研研究所(株)
・一般社団法人オープン&ビックデータ活用
・地方創生推進機構


各団体の「デジタルの日」の取り組みは、下記にて御覧ください。
「デジタルの日」の特設ウェブサイト https://digital-days.digital.go.jp/

2020年12月28日月曜日

M1 2020 観戦記。

■M1 2020 観戦記。


今回もM1、準決勝も決勝も会場で見ました。

敗者復活戦も決勝も映像で繰り返し見ました。

千鳥、かまいたち、スーパーマラドーナ・・出場者、審査員、芸人、評論家はじめM1事後評も片っ端から(たぶん全部)見ています。

数字取りました。バズってます。物議もかもしています。

大成功でした。



「まだまだ『M-1』感想戦。嫉妬する麒麟・川島、「恥ずかしいで飯食える」アキナ、ナイツ塙「審査員の本音」急いで急いで」

https://qjweb.jp/column/45135/


M-1』出場コンビから審査員まで、YouTubeで止まらないアフタートーク 強烈な人間ドラマの余韻続く

https://realsound.jp/tech/2020/12/post-681731.html


M-1を完全総括】超お笑いマニアJK・奥森皐月が感じた「マヂカルラブリー野田の〇〇〇力がスゴい」

https://getnavi.jp/entertainment/561561/



銀シャリ、和牛、ミルクボーイなど王道派掛け合い型に引き寄せてきた流れをひっくり返した点で今年のM1はパンクでありました。

漫才とは何か、という問いを遺したのも大きい。

特に、優勝したマヂカルラブリーを巡る論争がかまびすしい。


○M-1優勝マヂカルラブリーは「漫才」なのか?

「『笑わせれば何でもあり』の極北にあるようなマヂカルラブリーを王者に選んだ。多様な芸を包摂する漫才の豊穣さと、それを審査することの難しさ。そのことを改めて感じた大会」。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/78657?imp=0&fbclid=IwAR1KypeubUoug0rSQpMpLh9JuTiKyV0wd8TzK33aWVIKLXeOrsEIwlier2E


強烈ナンセンス?マヂラブつり革触らない優勝ネタ

「ウイルスが怖くてつり革につかむことも躊躇してしまいがちな時代」を突き刺す強烈なナンセンス

https://blogos.com/article/505676/?p=1


マヂカルラブリーは「漫才」王者と言えるのか

「マヂカルラブリーが漫才ではないとしたら、ボケが一人何役もこなす霜降り明星や、二人ともコントインするサンドウィッチマン・NON STYLEなどはもっと漫才ではないということになってしまう。」

https://note.com/kabe_raiju/n/ne2dcdb09a920?fbclid=IwAR2TSSlkwrBmx0ics1C8zlS2FqXJtqpct9IIG00TdULE07HJ0Caw446oCC4



漫才には掛け合い型、コント型など色んな類型があります。ミルクボーイ、和牛、銀シャリ、ジャルジャル、とろサーモン、スーマラ、ミキなどこの数年の上位組は正統な掛け合いで、見取り図(2本目)はその流れを組みます。


今回の決勝組とここ数年の優勝者をぼくの解釈でマッピングしてみます。

かけあい(コミュニケーション)とズレ(コミュニケーション不成立)、キミボク(本人同士)とコント(芝居)の軸です。



で、上位
3組。

見取り図の1本目は、ボケまくりツッコミまくりでコミュニケーションが不成立。

おいでやすこがは、歌いまくりボケにツッコミまくりでコミュニケーションが不成立。

マジラブは、暴れまくりボケにツッコミまくりでコミュニケーションが不成立。

3つとも同じ型です。しゃべり、歌い、ジェスチャーという手法が違うだけ。

霜降り明星と同種です。立派な漫才です。


本格王道(第1象限)とは違う型(第2・第3象限)3本が上位を占めました。

しかも偶然、出番が4番・5番・6番の連番。

そこが爆発し過ぎたため、従来「おいしい」とされていた7番以降の下位打線が、十分に面白かったのに消化試合のようにしぼんでしまった。

最終決戦も3:2:2に評価が割れた。

それが「荒れた」決勝戦と評される理由でしょう。


それは保守本流ではない革新、別の軸をもつ進化系をみせたということ。

決勝終了後、かまいたちが「M1はセンターマイク1本で一番笑わせる人が勝つ漫

才の大会」と評していました。賛同します。

漫才には太い伝統の幹があり、新機軸を生んで進化する可能性がある。

両者がある限り、まだまだ発展します。


前回最下位からの優勝。その当人たちも言います。

「みんなが漫才の定義について考えることって、いままであったのかなって。」

M-1王者マヂカルラブリー独占インタビュー!

https://laughmaga.yoshimoto.co.jp/archives/127002


レガシーです。


際立って光るM1評は堀井憲一郎先輩のコラムです。

○M-1グランプリ、午後840分に起きた「革命」に気づいていますか?

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/78685


上位3組が同種の不条理漫才であることはぼくも同意見ですが、前回(2017年)は異物だったマヂラブが今回受け入れられたのは、フォーマルな型に飽きた変化だとする視線は新鮮です。

コロナがもたらした、私たち側の断層だと言うのです。


2017年世界が、いまとなればすごく羨ましい。2020年世界では、「マヂカルラブリー」の異質な世界をおもしろく感じ、昔ながらのきちんとした型のほうに、正直、すこし退屈してしまったのだ。2020年は2017年とまったく違う世界に入っているのがわかる。」

そういうことだったのかもしれない。


2010年代と2020年代の世界は、まったく様相を変えた。2020年に入った直後は何も予想してなかったが、2020年は2019年以前の姿と決別するための年なのかもしれないと、あらためておもう。」

そういうことだったのかもしれない。



国民行事として来年もヒートアップするM1への警鐘もあります。

たとえば選考法。

今回、上位3位を吉本勢が占めたのは自然です。コロナ中の場数、練られ度が違

います。


準決勝を見て、優勝さえ期待させた錦鯉は年季で押し切り4位に食い込みまし

た。

けれど残りの他事務所2組は最下位に沈みました。実力差です。

でも戦前から見えていた結果をどうして選んだのかな。不思議。

それなら暴走必至の金属バットやランジャタイを選んでおけばもっとパンクになるのに。


それは酔狂な漫才好きジジイだけの感想ではないはず。

敗者復活戦の公式YouTubeでは、金属バットの視聴はダントツトップの85万回!

勝ち上がったインディアンス43万回の倍なんです。


敗者復活戦の評ではランジャタイが爪痕を残しています。

決勝戦に出ていたら風景が変わっていたでしょう。マヂラブは食われた可能性がある。

https://qjweb.jp/regular/45089/

https://bizspa.jp/post-395052/


準決勝までの審査は構成作家などのプロ。各自の点数や理由は明かされない。

敗者復活は視聴者の人気投票。プロの視線とは異なります。

決勝戦は、大御所芸人が、リアルタイムで相談もできず公開で採点する。審査員

が国民から逆審査を受け、リスクと説明責任を負う。

(ぼくは決勝でいつも審査員席のそばに陣取ってるんですが、最終決戦後の投票

CM中、今年ほど彼らがウンウンうなっていたことはありませんでした。)

この三様の審査メカニズムは一貫性がないので、どの立場からしてもモヤモヤが

残ります。

よりよいシステムはないでしょうか。


もう一つの課題。

M1の創始者、元吉本興業取締役の谷良一さんが

3時間半というのは長すぎる」

としています。

同意します。イベントのリズムを奪っている。

ラガーマンにくじを引かせていた昨年より改善されたとはいえ、長い。


谷良一の日常生活の冒険 M-1グランプリ2020

https://ameblo.jp/ryoichi-tani1919/entry-12645898698.html?fbclid=IwAR0hpdxWNBROqoLtb1s7A6LYEuJmh0oBpllKZ-QFbwiOTxU3j8_hYekYFNk


堀井憲一郎先輩も、「最初の「インディアンス」の漫才が始まったのは723分だった。番組が始まってから50分近く経っていた。今年はすごく明確に、長いな、とおもった。」とおっしゃる。

「アキナに なんか退屈した」と。

そうか、完成されたアキナ、準決勝後の下馬評で優勝候補だったアキナが沈んだ理由は、長すぎて後半の登場が裏目に出たということか。



いいんです。楽しみました。

これほど意見を抱き得るイベントは他にない。

M1は最高の発明です。

谷良一さんは言います。

「もはやM-1は普通名詞になった。ここまでなるとは予想していなかった。」

「考えてみたら漫才というのは生ものであって、常に時代に乗っかって、時代を切り取って今まで生き残ってきたものだ。」

そのとおりです。

マイク1本の表現がここまで国を笑わせザワつかせてくれる。

コロナの日本に漫才があって、よかった。

漫才に感謝します。

2020年12月21日月曜日

■竹芝の最先端スマートビルがオープンしました。

 ■竹芝の最先端スマートビルがオープンしました。

ロボット、AIIoT満載の最先端スマートビル「東京ポートシティ竹芝」がオープンしました。

東京湾岸に都が保有する1.5haの土地に東急不動産と鹿島建設が建設したビルで、ぼくが代表を務める50の企業・団体からなるCiP協議会がTech & Popの企画・設計を手伝ってきたものです。


40階のフロアのうち、低層階にはホールや展示場などを構え、CiP8階に入居して産学連携のプロジェクトを走らせます。

それより上にはソフトバンクの本社が入ることとなっており、5Gやデータ流通の環境を整えます。


まず目につくのがロボット。

AI受付・案内ロボットに、人が現れる案内サイネージ・ロボット。

荷物を運搬したり飲み物を提供してくれたりする子。



遠隔地とつながるアバター。 

つながられる吉本興業大崎会長とビリギャル坪田信貴さん。



走り回って何やら散布しているヤツ。

うじゃうじゃと働いています。



1階のローソンでは、東大-KMD由来のテレイグジスタンス社が開発するロボット「Model-T」がバックヤードに配置されて、飲み物や弁当などの陳列を遠隔操作で行われます。

スタッフがいなくても、遠くからロボットに働かせるコンビニ。



デジタルサイネージも進化形が見られます。店舗やトイレの空き状況がセンサで把握、表示されます。店舗は無論キャッシュレス。



ソフトバンク社への入館は顔認証で、その人の属性に応じてエレベータが振り分けられます。密にならないように仕分けるのだとか。



それらを支えるインフラは、5Gは当然、センサーが1300個埋め込まれ、人流、属性、混雑、天候などのデータがエッジ解析され収集されます。

ソフトバンクはこれらを「都市OS」として組み上げ、他の地域にも展開する考えです。




浜松町駅から500mの歩行者デッキを地上15mに整備してビルに直結。

ビルの向こうは東京湾です。

竹芝20haは国家戦略特区の認定を受けていますが、倉庫などが並ぶ華やかさのない地域でした。

しかしこのビルが契機となり、急速に再開発が進んでいます。




浜松町の世界貿易センタービルは建て替えが予定され、南側には東芝ビルが巨大ツインタワーに生まれ変わる予定。

北側にはさきごろJR東が劇団四季や商業施設などの複合施設「ウォーターズ竹芝」を一部開業。

槌音は止まず、ほかにもニョキニョキとビルが建ち、この10年で一つの「市」ができる勢いなのです。



このTech & Pop特区の構想を始めたのが8年前。CiP協議会を設立して5年。

ほぼまるごと安倍政権の間、企画・設計をしてきました。

そして自民党総裁選にて菅政権の成立が決定した日に街開きとあいなりました。

新政権とともに歩み始めるスマートシティ。

お待ち申し上げます。