■3位はたいしたことだと思うんですが。
閉会前日、獲れる日が来るとは思えなかった、やり投げ、近代五種、飛び込みでメダルを獲得した。歴史的な日だった。
フェンシング、馬術、ヨット。今回は欧州が本場の「戦う」種目で輝きをみせた。
これで日本は主要種目だいたいメダル獲ったんじゃないか。
マラソン、中距離走、三段跳び、棒高跳び、ハンマー投げ、重量挙げ、ボクシング、レスリング、柔道。バレー、バスケット、サッカー、野球、アーチェリー、射撃、卓球、ゴルフ。
短距離走もリレーはあるし、高跳びもメダルに肉薄してるし。ハンドボールや水球やホッケーや自転車ロードはまだだが、日本には無理、ってことはなさそうだ。全方位、だいじょうぶ。
メダルランク、米中に次いで3位。
もはや五輪はメダルを競う大会ではなく、国家や民族の違いを乗り越え、地球の連帯を確認する機会である。
ということを東京とパリのスケボー女子は示した。
しかしぼくのような20世紀少年は、まだ五輪を国旗と国家を背負う民族の祭典とみる血がたぎる。
メダルは近代国家の経済と政治と文化と根性が凝集した象徴であり、その数が国力を示す4年に一度の機会ではないかと。
そこでの3位は、たいしたことである。数は米中の半分ぐらいだが、たいしたことである。
東京はホームの下駄だったが、パリは敵地での実力。
国際競争力38位、高齢化率2位、人口12位、おちぶれて背中丸まってしょんぼりしてる日本だけど、実は、若い世代は、強くて、美しくて、未来に希望をもたせてくれる。
でも21世紀少年少女のみなさんは、こんなジジイの国家観を捻り潰して、楽しく柔らかい五輪を作っていってください。
ありがとう。




