■Pop 知財計画2010
5/21、総理出席の知財戦略本部会合にて、知的財産推進計画2010が決定致しました。ぼくが会長を務めたコンテンツ強化専門調査会、そしてもう一方の競争力強化・国際標準化専門調査会ともに度重なる激しい議論を経て、やっと取りまとめに至ったものです。鳩山前内閣でのことではありますが、現政権に引き継がれています。
本部当日、総理はじめ閣僚たちにコンテンツに関しぼくがコメントしたのは以下のとおりです。
コンテンツ強化専門調査会では、本年2月から7回に亘って活発な議論を行いました。また、インターネット上の著作権侵害コンテンツ対策についても、別途WGで検討を行ってとりまとめた次第。これまでの議論を通じた専門調査会としての基本的考え方を5点紹介したい。
1)波及効果に注目
単なる技術力や価格競争力だけでは世界で勝てなくなっている中、世界から高い好感度を得ている日本のコンテンツは経済成長を後押しするカギ。ハリウッド映画で攻めて土壌を作り、コカコーラを売るということ。今回は、コンテンツ産業の成長のみならず、波及効果やソフトパワーとして注目しました。
2)ピンチとチャンス
いまコンテンツは、デジタル化・ネットワーク化の「大波」に晒されており重大な岐路にあります。これはピンチであるとともに構造変化の大きなチャンス。チャンスを活かす、という考え方をとりました。
3)「攻め」と「守り」の両面作戦
「攻め」の施策として海外展開を促進しながら、守り、「基盤固め」として人材育成やネットワーク化を推進する「両面作戦」で施策を整理しました。
4)制度論より民間の活性化
これまでは、法制度論を重視して、利害関係者間の対立が先鋭化して身動きがとれない場面も。今回、民間主導の取組をより重視し、それを支援する施策を盛り込んでいます。しかも、財政出動をできるだけ避け、外交や電波開放、規制緩和といった施策を重視しています。
5)ハード・ソフト一体
コンテンツの政策ではあるが、その観点から、通信放送法制度やネットワーク整備などIT政策の領域にも踏み込みました。
あとは実行。計画の着実な実施をお願いします。





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