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2010年7月26日月曜日

日本のいちばん長い夏

■ Buenos 日本のいちばん長い夏
ぼくが初めて役者として出演したテレビ番組+劇場映画「日本のいちばん長い夏」。
いよいよオンエア+公開です。
2010年7月31日、20:00〜21:50、NHK-hiでオンエア。
8月7日から新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国公開。
 公式サイトはここです↓。 概要をピックアップしますね。
 http://nagainatsu.jp/
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昭和38年(1963年)6月20日、東京の料亭「なだ万」に、日本を代表する知識人や政治家、官僚を含む28名の人々が集められた。
彼らは皆、戦争の過酷な体験を胸に秘めながら戦後の日々を生きていた。
そしてこの日、およそ5時間にわたって彼ら一人一人が語り明かしていく戦争の記憶は、ポツダム宣言に対する日本政府の対応から、原爆の投下、ソ連の参戦、そして終戦へと至る過程で起きた出来事を、それぞれの当事者たちの心理状態も含めて、次々と露にしていった。
時の日本政府がもっと慎重に対処していれば、広島と長崎の惨劇を免れることができたのではないか? ソ連の参戦を阻止することもできたのではないか? しかし、では、なぜそれが出来なかったのか? 28人それぞれから発せられる発言の数々は、そうした謎に応えつつ、聞く者を改めて痛恨の想いへと誘っていく……。

この一大座談会“日本のいちばん長い日"は『文藝春秋』8月号に掲載されるや、水面下で繰り広げられていた終戦の舞台裏を明らかにしたものとして大きな反響を集め、やがてこれを基に当時司会を務めた半藤一利氏(当時33歳・文藝春秋社員)の筆で、終戦秘話を描いたドキュメント小説『日本のいちばん長い日』が昭和40年(1965年)に出版(当時は諸事情で“大宅壮一編"として出版。現在は半藤氏の名義で“決定版"が再刊行されている)。翌年には、これを原作とする東宝“8・15"シリーズ第1作『日本のいちばん長い日』(岡本喜八監督)が公開され、大ヒットとなった。
やがて時が過ぎた平成19年(2007年)、この座談会は半藤氏の解説を加えて『日本のいちばん長い夏』(文春新書)として改めて出版され、終戦の真実を後世に語り継ぐ貴重な資料として再評価されている。

本作は、この座談会の再現を主軸にストーリーが展開していく。主人公はテレビ番組の演出家。彼は大胆にも、スタジオに建てられた料亭のセットに当代きっての文化知識人を一挙に集結させ、彼らを俳優として起用するという“文士劇"スタイルをもって当時の模様を再現しようと試みる。さらに彼は原作者でもある半藤氏や、集まった文化人たち個々にも撮影の合間を縫って取材を敢行し、それぞれの戦争観などを吐露させていく。

監督・脚本は映画『佐賀のがばいばあちゃん』を大ヒットさせ、日本中にブームを巻き起こした倉内均。戦後復員し、一度も戦争のことを語ることなくこの世を去った父への想いをこめて“日本のいちばん長い夏"を呼び起こし、その記憶を次世代へ受け継がせていく。
彼の分身ともいえる主人公の演出家=“私"に扮するのは名優・木場勝己。座談会司会の半藤氏を演じるのは『光の雨』『カナリア』など20世紀の日本を見据えた社会派問題作への出演も多い個性派・池内万作。そして座談会出席者を演じるべく一堂に会した文化著名人たち、その豪華な顔触れから醸し出される不可思議なリアリティは、単なる興味本位の域を優に越えた独特の映画的興奮として昇華され、画面から発散されている。

 親から子へとバトンタッチされていくべき戦争の記憶。そのバトンは今、私たちの手にある…。

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