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2010年5月25日火曜日

知財本部 競争力・国際標準化メモ

■Buenos 知財本部 競争力・国際標準化メモ


 コンテンツ調査会と並んで審議してきた「競争力強化・国際標準化調査会」。こちらも知財計画に向け取りまとめ。その現状認識と目標も記しておきましょう。結構つっこみどころあると思います。正直、悩んでます。でも、もがかざるを得ない。ガッツリしたプラン、ないですかね。
 
【現状認識】
○  経済のグローバル化、新興国の追い上げにより、国際競争が激化する中、我が国が大きな経済成長を遂げるためには、国内市場を活性化しつつ、海外においても激しい国際競争を勝ち抜いていく必要がある。
○  日本の技術力は多くの分野で依然として世界最高水準だが、それが日本の産業の国際競争力に必ずしも結びついていない。これは国際競争力が、技術のみならず画期的なビジネスモデルやそれを可能ならしめる国際標準化を含む知的財産マネジメントに依存するようになったためである。
○  国際競争における戦略上の重要なツールである国際標準や知的財産を駆使し、「知を使う知」の競争を勝ち抜くことこそが、我が国の優れた「知」をグローバルな規模での経済的価値創出へと結び付け、イノベーションを実現する近道である。
○  しかしながら、過去の事例を見ると、国際標準や知的財産権を獲得したにもかかわらず、事業で失敗した例も少なくない。また、これまで国際標準化活動は欧米と比較して低調であり、知的財産権の取得は、国内重視の傾向が強い。
○  それに対し、中国、韓国も、事業戦略やビジネスモデルの変化に対応した国際標準化や知的財産戦略も国を挙げて強化し、「知を使う知」の競争が一層熾烈になってきている。
○  我が国が激化する国際競争を勝ち抜いていくためには、国際標準や知的財産を有効なツールとして、これらを我が国産業界の事業活動に活用すべく国際的な戦略を強化することが喫緊の課題である。
○  また、我が国経済の基盤を担うベンチャー・中小企業の経営における知的財産の活用に関する意識は低く、我が国大学の研究水準は高いが、産業界による事業の成功まで結び付いていない。さらには、オープン・イノベーションへの対応を含め、イノベーションの担い手の活動を底辺から支える知的財産制度にも課題がある。
○  世界に通用する事業を生み出し続けなければならない。そのためには、これまで十分に活かしきれていなかったベンチャー・中小企業、大学を含めた我が国のイノベーションの担い手の優れた「知」を生み出す能力を、知的財産を梃子にしながら、最大限有効活用していく必要がある。
○  現在、我が国経済には閉塞感が漂っている。技術・知識といった「知」は、それを発明、創出する独創的な個人が存在する限り枯渇することはなく、我が国には、勤勉で有能な労働力がある。現在の閉塞感を打ち破り、経済成長を達成するために、「知」を活かす知的財産戦略をスピード感をもって推進する必要がある。

【目標】
 戦略的な国際標準、知的財産の活用を強力に官民一体となって推進することにより、より大きな経済価値を生み出すグローバルなビジネス展開を図るとともに、ベンチャー・中小企業、大学を含め我が国の「知」を生み出す能力を活性化し、かつ海外で生まれた「知」も取り込んで有効活用することによって、世界に通用する事業を生み出し続ける。
 これにより、我が国産業の競争力を強化しつつ、我が国の優れた「知」を数多くのイノベーションに結び付け、2020年までに大きな経済成長を達成する。
1.   企業の事業活動における戦略的な国際標準化、知的財産を有効なツールとして活用することにより、グローバルな規模で事業に成功する。
2. 我が国の優れた技術を活かした世界に通用する新規事業を創出する。

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