■YouGo3.0 Beyond Digital Convergence
GW、半年ぶりのソウル。
COEXのエスカレーター。乗り口の左右にサイネージが張り付いていてお迎え。やるなぁ。地下鉄3号線、中吊りが全てデジタルサイネージになっている! すごいなぁ。日本の未来を見ました。
にしても、あの、のようなもの、はなんだ? 聞くと、PMP(Portable Multimedia Player)と呼ばれる4〜5インチのディスプレイで、ダウンロードしたアメリカのドラマを見ていたり、テレビ放送を観ていたりするのだとか。
そう、地下鉄にDMBが通るんですよ。というか、DMBといえば地下鉄、なのだそうです。日本ではワンセグは地下鉄ダメですもんねぇ。うーむ。
さて、今回のソウルはお呼ばれ。研究機関KISDI(Korea Information Society Development Institute)の設立25周年セミナー。
Suk-Ho Bang所長、Cae-One Kim博士、仏IDATEのYves Gassot代表、米DatamonitorのJan Dawson主席アナリストらとご一緒しました。
私の講演タイトルは「Beyond Digital Convergence」。
まぁ、いつもの話なのですが、ちょいとかいつまんで。
・融合政策はこの20年論議されてきた。TVコンテンツと通信ネットワークという双方の強みをどう活かすかというテーマ。
・日本の通信網が発達したのは韓国に追いつこうとした動機が大きい。サッカーもフィギュアスケートもそうだが、韓国がリードしてくれると日本は活性化する。
・米東海岸、西海岸を経て、ITの本場はアジアに移った。東アジアがユーザ力を発揮する可能性は大きい。
・ただし融合ビジネスはアメリカが先行。2006年にネット系、ウェブ系が世界ビジネスを展開するや否や米放送業界も動いた。欧州も国営・公共放送局が活発な動きを見せた。
・日本も独自モデルを描き始めている。NHKデジタル教材やウェザーニュースに萌芽が見られる。ただ、業界の動き以上にユーザ・視聴者の行動変化のほうが激しい。
・日本では融合法制が国会に提出。大幅な規制緩和で融合後のサービスを展望。併せて、ユビキタス特区を用意し、融合を先取りしたトライアルを全国で展開。IPDC、AMIO、サイネージなど。
・むろん韓国がサイネージをリードしていることは承知。メディアポールは融合型の公共サイネージであり、ソウル市が支援しているという政策モデルでもある。
・融合後のサービスにも萌芽がある。NHKぶらタモリのAR「ぶらアプリ」=放送+通信+コミュニティ+リアル、日産のぶつからないロボットカー「EPORO」=通信+コンテンツ+ロボットなど。家の中の人形が放送IP電波を受けて動くアニメなども想定される。
・だがより大きなイノベーションはユーザが引き起こす。だから若いユーザにデジタルの力を発揮させることが効果的な政策アプローチ。
・MITの$100PC構想から9年が過ぎた。われわれはDiTT(デジタル教科書協議会)を立ち上げてイノベーション政策を進める考えだ。





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