■Kids 学校教育の情報化に関する懇談会
2010年4月22日、文部科学省「学校教育の情報化に関する懇談会」が開催されました。
学校教育(初等中等教育段階)の情報化に関する総合的な推進方策について意見交換等を行う、というものです。鈴木寛副大臣主宰で、座長には安西祐一郎慶應義塾大学理工学部教授が選出されました。
テーマは3点。
1) 授業におけるICTの活用について
(デジタル教科書・教材、情報端末・デジタル機器、学校・教員等の在り方を含む)
2) ICTを活用した校務支援について
3) ICTの活用に関する教員へのサポート等について
7月までに「教育の情報化ビジョン」の骨子をまとめ、来年度概算要求に反映させる予定とか。会議では、日本は海外に比べて教育の情報化が遅れているとして早期普及を求める意見が目立ちました。
私は「デジタル教科書協議会」(DiTT)について以下のとおり紹介しました。
・10年ほど前、MITで子ども向けデジタルワークショップを開発していたころ、鈴木副大臣にもMITにお越しいただき、ワークショップを実施してもらったりした。
・そのころ全ての子どもたちにデジタル環境を与える$100コンピュータ構想を提案し、MITやアメリカがプロジェクトとして採択したが、日本政府からは無視された。
・10年たって政権交代もあり、こうした議論ができるようになったのは感慨深い。だが、10年たっているから別のアプローチが必要。
・ということで「デジタル教科書協議会」。6月設立総会に向け準備中。前東京大学総長の小宮山宏先生に代表を務めていただく予定。
・教科書といっても、教材・コンテンツ、端末、ネットワーク環境、教育環境など広くとらえている。このため、課題も多岐にわたる。授業の内容、学習評価、現場のメリット等も考える必要がある。
・政府:文部科学省、関係企業、現場の先生方や有識者など広く話を伺い、オープンに進めて参りたい。
委員(五十音順)
天野 一 社団法人日本PTA全国協議会副会長
新井 紀子 国立情報学研究所社会共有知研究センター長
安西 祐一郎 慶應義塾大学理工学部教授
五十嵐 俊子 日野市立平山小学校校長
市川 寛 東京書籍株式会社編集局ソフトウエア制作部部長
馬野 耕至 読売新聞東京本社メディア戦略局専門委員
大路 幹生 日本放送協会放送総局ライツ・アーカイブスセンター長
小城 武彦 丸善株式会社代表取締役社長
陰山 英男 立命館大学教育開発推進機構教授
國定 勇人 三条市長
重木 昭信 株式会社NTTデータ顧問
関口 和一 日本経済新聞社産業部編集委員兼論説委員
玉置 崇 愛知県教育委員会海部教育事務所所長
千葉 薫 仙北市立生保内小学校学校支援地域本部地域コーディネーター
中村 伊知哉 慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授
西野 和典 九州工業大学大学院情報工学研究院教授
野中 陽一 横浜国立大学教育人間科学部准教授
堀田 龍也 玉川大学大学院教育学研究科教職専攻教授
三宅 なほみ 東京大学大学院教育学研究科教授
宮澤 賀津雄 早稲田大学IT教育研究所研究員(研究総括)
村上 輝康 株式会社野村総合研究所シニア・フェロー
若井田 正文 世田谷区教育委員会教育長





0 コメント:
コメントを投稿