■Kids 安心ネットづくり -2
規制よりも技術。技術よりも教育。泳ぐことで、情報の海の楽しさも恐ろしさも体得する。そうした子どもたちの環境や教育手法を確立することは、ケータイやブロードバンドで世界を先導する日本の責務でしょう。
さきごろ京都の「ケータイ国際フォーラム」で対談した茂木健一郎さんは、「みんなが使うことを前提に、対応を考えるべき」と話していました。国際的に活躍する人はたいていそういう意見。これに対し、「ケータイは百害あって一利なし」とする政治家もいます。そのズレはどうすれば解消できるでしょうか。
ベネッセの調べによれば、中学生の86%、高校生の87%がケータイを使うことが「楽しい」と答えています。魔法のiらんどが青少年ユーザに「ケータイはあなたにとって何?」というアンケートを採ったところ、家族、守り神、命の次に大切なもの、ケータイ小説で本が大好きになった、サイトで自分を表現できて学校でも明るくなれた、という声が寄せられたといいます。なにもいやいや使っているのではなく、楽しくてタメになるから使っているんですよね。
そしてこれもベネッセによれば、中学生の77%、高校生の77%が「知らない人からの電話には出ない」といった反応を示しています。危険度も使い方もわかっているんです。
恐らく最も不安を抱えているのは、状況を把握していない「親」でしょう。高校生の保護者の8割が情報リテラシー教育を経験していないといいます。子どもたちのほうが知識が豊富で泳ぎ方もわかっています。最も責任を持って学び、対応しなければいけないのは、親ですよ。親の世代への教育がカギを握っています。






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