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2009年12月1日火曜日

デジタルランドセル -1




■Kids デジタルランドセル -1





教科書、辞書、辞典、白地図、新聞、ノート、鉛筆、消しゴム、定規、絵の具、筆、けん盤ハーモニカのセットが1枚に収まった「デジタルランドセル」を全ての小学生が持つ。これを提案します。








 経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査「PISA」の結果、2000年には1位だった数学的リテラシーが2006年には10位に下がるなどのデータが示され、ゆとり教育の弊害が唱えられています。
これに対し、デジタル技術で学力向上をサポートする試みも力が入っています。さまざまなコンピューター学習ソフトが開発されているほか、「脳トレ」などのゲームソフトも普及しています。NHKの教育サイト「デジタル教材」は、学校現場と家庭を結ぶテレビとネットの融合サイトとして世界にもまれなソリューションを示しています。文部科学省も教育コンテンツを提供するプラットフォームを作るなどの施策を講じています。


だが、コンピューターはもはや計算機ではなく、視聴覚の表現メディアに成長しました。その性能を教育に発揮するなら、学力=国算社理よりも、音楽・図工・技術家庭=創作・表現・コミュニケーションの領域がより適しています。左脳だけでなく右脳も刺激するツールとして使いこなしてもらいたい。


MITメディアラボが中心となって、100ドルPC構想が展開されています。格安のパソコンを開発し、世界中の子どもたちに持たせる。全ての子どもたちをネットにつなぐ。デジタルでつながること、すなわち教育。学校を建て、教師を雇うことと同じ、という考え方。
もともと本構想は2001年、元アスキーの西和彦さんとぼくとで設計図を描いてMITにプレゼンしたもの。それをMITがすくい上げて政治プロジェクトに仕立てたんです。当時、同じ構想を日本政府に持ちかけたが相手にされませんでしたね。


最近になってインドが10ドルPCを開発すると発表しました。これもインドの青少年の教育水準を上げるのが狙いだといいます。世界をリードしてきた国と、これから世界をリードしようという国の考えが符合しているのですな。
ところが、日本の政治から最近発せられるメッセージは、「子どもにとって携帯電話は百害あって一利なし」「学校にケータイを持ち込ませるな」という、子どもからITを遠ざける声ばかり。逆ではないですか。
(つづく)



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