■Net IPDCフォーラム -3
先日、IPDCフォーラム第一回勉強会が慶應・三田キャンパスで開かれました。
フジテレビ岡村さん=ISDB-Tmm、KDDI猪澤さん=Media Flo、FM東京仁平さん=ISDB-Tsbのモバイル向けマルチメディア放送を用意する3陣営の揃い踏み。
3陣営ともIPをサポートするIPDC事業者ですが、ビジネス構想に火花が散る中、私の司会で構想を聞いてみました。
■岡村さん:
端末を揃えることが大事だ。モバイルに限らず、多彩な種類の端末が欲しい。ISDB-Tmmは14.5MHz33セグメントをフルに使え、双方向利用も可。インフラのコストを下げることが重要。33セグメントでも17セグメントでもインフラコストは
同じだから、2つに分けるとコンテンツ委託コストは倍になる。
Docomoとの連携という通信・放送連携モデルだが、著作権などのビジネスモデルには共通認識があり、うまく行っている。
■猪澤さん:
沖縄のユビキタス特区で、ケータイやクルマやサイネージ向けの放送を実証実験中。これまでネットワークや設備寄りの実験だったが、コンテンツの実験フェーズに入っていく。
Media FloはアメリカではVerizonとAT&Tがストリーミング放送を行っているが、アナログ停波の遅れもあり、課題は多い。エリア展開はこれからだし、日本のユーザがワンセグ視聴に慣れているのと異なり、アメリカのユーザにとっては映像視聴は新規。イギリスでも近くサービスインするのだが、日本はいいポジションにいると考えている。
■仁平さん:
10月7日にV-Lowの企画会社を全国で6社設立した。幕張のCEATECでは、マルチメディア放送ビジネスフォーラムでブースを展示、ケータイやクルマやフォトスタンドで新聞・チラシを放送する可能性を見せた。電子ペーパ、サイネージ、ゲーム機も視野に入れている。
陣営に通信キャリアがいないので、端末をどうするか。キャリア等からはサービス次第という指摘を受けているが、無料サービスを中心に面白いものを展開していく。
サービスとコンテンツのイメージをもう少し突っ込んで聞いてみました。
■岡村さん:
ロングテールではない、編集されたコンテンツを考えている。1000万台を早く達成しないとね。
■猪澤さん:
IPだからといってバラ色になるわけではないが、通信・放送のマルチ利用や連動番組が可能になる。サービスやコンテンツはこれから開発する。
■仁平さん:
高度化されたウィジェット利用のイメージ。つまり、何が生まれてくるかわからない、ということ。オープンなアプリ開発を志向する。
テレビでもネットでもない、IPTVでもない、別の新しいメディアを目指すということのようです。





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