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2009年11月1日日曜日

電波オークション -3

■電波オークション -3


さて。電波オークションに関連して、いろいろ質疑もありました。

1. オークションで産業は発展するの?
利用効率はアップするし、新しいサービス開発のインセンティブも向上します。
でもその前に、この周波数はITS向け、これは放送向け、といったことを決めることがもう制度として崩壊しています。
そうは言っても総務省を叩いてばかりでもしょうがない。
ぼくが所属していたころの電波行政は評判が悪かったっすよ。
不透明、恣意的、ガンコという評判。
でも、この10年で電波行政はよくなりました。
池田さんに叱られることも減りましたね。
審査は透明で厳しくなされています。
そこで役所としては、オークション制度を、どう持って行けばいいのか悩むわけです。
オークションは「イヤだ」という業界があります。通信業界。
「やってくれ」という業界はまだ見あたらない。
それを勝手に役所が「やりましょう」とはならないですよ。
政治も動きますまい。
オークションの最大の問題は、「その制度のスポンサーはだれ?」ということです。

2.ホワイトスペースどうするの?
オークションは一部の帯域。アナログ跡地のケータイ40MHz+ITS10MHzあたりでしょう。
ホワイトスペースはもっとでかい。
スポットワンセグ、IPDC、デジタルサイネージといった業界が「使わせてくれ」と手を挙げています。
アメリカでは10月22日、バージニアのスペクトラム・ブリッジ社がラスト1マイルのブロードバンド・サービスを開始しました。
日本の場合、ブロードバンド需要よりもミニ放送的な利用ニーズが高いでしょう。
オークションの議論は、またトライアルの設計でよいのですが、ホワイトスペースは実ビジネスとして、早く結論を出す必要があります。
そして、ホワイトスペースの開放は、政府としてデメリットがないので、議論が進むでしょう。
となると、これに反対する放送業界がどう出るか。
電波を欲しがっている業界=スポンサーがどう担ぐか。
その間に立って、政治がどう調整するのか。
ポイントはこの1点です。

3.日本の戦略は?
ものづくり力と文化力の双方を持っていることが日本の強みです。
その産業文化力の総合性を世界に発信することです。
この政権に望むのはわずか3点。
・融合推進
・規制緩和
・ソフトパワー強化
ところが融合法制は先送りというし、電波の規制緩和も先送りといいます。

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