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2010年9月20日月曜日

クロスメディア・マーケティングの担い手

■YouGo クロスメディア・マーケティングの担い手


 消費者が激しく変化しています。
 マス媒体の接触が減少し、パソコンやケータイが増加しています。
 博報堂DYメディアパートナーズによれば、一日のメディア接触総時間は、2006年から2008年までの2年で16分減少。そのうちテレビは10分、新聞は4分と短縮。
 他方、パソコンは3分、ケータイは8分増加しました。
 世代間の差は明白。マス媒体はシニア層の利用が多く、若年層はネットやケータイに傾いています。
 50代以上は新聞とラジオへの接触時間が長いが、20代はPCのネット利用に時間を費やし、10代は圧倒的にケータイに時間をかけています。
 だが、単純にこれをマス媒体からネットへのシフトとみることはできません。
 テレビはいまだ全世代が接触しています。ネットも50代、60代の女性は雑誌の接触時間を超えています。
 ただし10代ではテレビとPCとケータイを同時に開いて「ながら」で情報を駆使する「3スクリーン」派が増えています。
 新旧さまざまなメディアを使いこなす、多様化が進んでいるとみるべきでしょう。

 そこで、「クロスメディア」が大切となります。
 テレビ、ネット、ケータイ、さらにデジタルサイネージなど、あらゆるメディアを通じて消費者に接する考え方です。
 メディアというタテ軸に、時間や場所といったヨコ軸も組み合わせて、マーケティングをとらえるものです。
 消費者の一日の行動の導線、効果的にメディアを使い分けていきます。家ではテレビやネット。電車ではケータイや車内広告。店頭や街ではサイネージ。
 消費者と接する場所、コンタクトポイントのうち、どこが印象に残るかを電通が調べたところ、1位がテレビCM 72%。2位が屋外ポスター・看板66%、3位が駅のポスター 66%。雑誌や新聞の広告はいずれも59%。
 屋外や駅ナカのサイネージは高い効果が見込めます。
 これは、広告費だけでなく、営業活動や店舗対策などの販売促進費をターゲットとする領域となってきます。
 日本の広告費は総額7兆円だが、広義の販売促進費は13兆円。
 いかに企業の販売促進活動をデジタルサイネージなどのメディアが取り込めるか。
 きめ細かい消費者への刺さり込みを企業にアピールできるか。ポイントです。

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