■Net サイネージ:上海とソウル
万博の上海。
成長する勢いをサイネージで表現しています。
天然色の看板が縦横無尽に立ち並びます。
大小の広告塔がわれ先に主張します。
そうした従来からのアジア的な看板文化がデジタル化し、動画化しているのが上海のサイネージの姿。
商店街にはタテ型のディスプレイが数メートルおきに配置され、公園のステージやビルの壁面にも巨大な表示システムが埋め込まれています。
南京東路/Nikeの3連LED、歩道の連続サイネージ、浦東/高層ビル一面のサイネージ。
圧巻です。
空港では、フライト情報などは無論、ファミマのレジ、電話カードの自販機、公衆電話機、ホテル案内、ATM、ビビンバ屋のメニュー、スタバ店内の宣伝、ダンキンのカウンター6面。
ありとあらゆる場所にサイネージが入ります。
こんなにサイネージな空間は見たことがありません。
江南にあるのはメディアポール。
道路脇に高さ12.38メートルの塔型タッチパネル22本が30メートル間隔で並びます。
韓中日英の4カ国語で、プリクラメール、おえかき、ゲーム、エンターテイメント、ニュースを楽しむことができます。
100インチ級タッチパネルもあちこちにあふれ、がらりとサイネージ街になっています。
それぞれの国やコミュニティによって、デジタルサイネージの姿も変わります。
それがまたサイネージの魅力でもあります。
町のたたずまいや色彩に気を配り、その街に溶け込んだサイネージをプロデュースできるといいですね。
いずれ全ての空間がサイネージで埋め尽くされます。
技術が行き着く先は、「デジタルサイネージがなくなる」ということでしょう。
すべてのモノがメディア化し、五感サイネージとなります。
そうなると、もはやサイネージはサイネージとして意識されなくなります。
今は「目立つ」ためのメディアですが、いずれは人間社会に自然に溶け込んで「目立たなく」なっていくこと。
長期的には、そのようなことも模索されていくはずです。







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