■Net 街にとけこむサイネージ
デジタルサイネージは、バーチャルなメディア空間と、リアルな物理空間とをつなぐメディア。
オンラインの情報と、屋内・屋外の場所とを結合させます。
今、ありとあらゆる空間、そして街はデジタルサイネージで埋め尽くされようとしています。
空間プロデュースの一環としてのサイネージ、都市の景観の一部としてのサイネージがキーワードになりつつあります。
ニューヨークのノキアショップの店内は、壁一面スクリーンとなり、近未来の店舗を演出しています。
ケータイのデモ機を手に取ると、連動してスクリーンの映像が変わります。
音も映像とシンクロし、この店舗でしか体験できない特別空間を演出します。
人材派遣の「パソナ」大手町本社。
1Fのショールームでは、パソナの企業理念や派遣希望者の登録業務などを150インチの大型プロジェクター画面11面でタッチパネル表示。
スマートなカフェ空間を巨大映像システムで演出しながら、来客に企業イメージとブランド力を理解してもらいます。
2007年にオープンした国立新美術館。
全面ガラス張りの曲面の威容は黒川紀章の手による。
2階と3階の通路には、しとやかに表示板が置かれています。
展示室の案内、講演会のスケジュール、観覧料などを静止画と文字で表示。
3階奥の端末では、彫刻家が黒御影石を使った作品づくりのワークショップを開いた模様を解説しています。
打ち放しのコンクリートの壁に、深い茶の木材による床、そこに黒いソファが点在。
表がまばゆく明るい建築物ですが、内装はシンプルで落ち着いています。
その脇に、黒いツヤなしの筐体と、液晶のディスプレイ。2階に3台、3階に2台。
でしゃばらず、静かにたたずむサイネージ。
一方、2階のVogue Cafeと3階のレストラン Paul Bocuseでは、入口に大型のディスプレイを2台配備。
案内板とは対照的に、あざやかな動画で料理を演出しています。






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