■学長くんガチョーン. 河瀬大作さん
あさイチ、プロフェッショナル、突撃!カネオくんなどを立ち上げ続けたくせに、NHKやめちゃったんだって。じゃあ遊んでください。でも外に出てやってるクリエイティブも、みんなパブリックなんですよね。こういうひとになるのがいいよ、みんな。
◆やっていること
1. テレビプロデューサー。元NHK。
突撃!カネオくんやプロフェッショナル仕事の流儀の立ち上げ。あさイチなど。
30タイトルくらい立ち上げた。かたいのからやわらかいのまで。
2. フリーのプロデューサー
海外の有名な美術館の映像展示の制作。
スマートニュース・サブスクチャンネルの編成統括。2023年の12月にフルローンチ。
骨髄バンクのプロデューサーなど。
企業や組織のプロデューサー。
3. 3つの社団法人
仕事にするというより、新しい価値の創造・社会をよくすることを考える団体。
①復興デザイン
被災地の復興を考える。
②Design-DESIGN MUSEUM
国立のデザインミュージアムが日本にはない。イッセイミヤケさんが最初に言い出された。その意思を継いでNHKの美術番組をやっている倉森さんに誘われて始めた。
六本木の新国立美術館で「DESIGN MUSEUM JAPAN展2024~集めてつなごう 日本のデザイン~」というのをやっていた。次はロンドンのジャパン・ハウスへ巡回。
③1964 TOKYO VR
写真からVRの町をつくる。
◆職業
やることはシンプル。企画を立ち上げ、仲間を募り、スケールすることの真ん中にいる人。プロデューサーといえばプロデューサー。テレビの世界の民放的な感覚では総合演出。その間くらいにいる人かもしれない。
一般的に職業を聞かれると困る。他にモデルがない。そういう人がだんだん増えているのではないか。
◆NHKを辞めた理由
NHKは公共放送なので、なにかをするときに、なぜNHKの職員がそれをするのか、という理由が必要になる。毎回許可願を書く。NHKエンタープライズからNHKへ許可願を出すときに担当の方がおり、案件が増えるごとに疲弊していき申し訳ない気持ちになった。
こういうのに工数をかけているのはもったいないとおもった。
また、テレビ以外のことをやるときに、ギアを本気でいれないと長い間はたらけないとおもい辞めた。
◆テレビとその他の比重
1/3がテレビ。2/3がその他。
◆パブリックの脳みそ
NHKで育ったことはいいこと。民間で育った人が持っていない資質を持っている。それは「公共の脳みそ」。ほんとに大事なことはなにかしか考えない。特殊な脳みそ。
◆パブリックへの発信
機材が簡単になり、いろんな人が発信している分だけ総量が増え、情報が埋もれがち。
プロの手業はある。こうすれば伝わる・こうすれば見てもらえるというのがある。
そうではないやり方でセンセーショナルにスケールする人もおり、そちらのほうが早道なのでそちらへ行きがちだが、それはサステナビリティがない。持続可能がない。
そういう意味ではいままでそこの橋渡しをしてきたし、これからもしていきたい。それで人が幸せになることがあったらいいなとおもう。
◆学校
嫌いだった。
iUのような自由さがあったら、学校が好きだったかもしれない。
古き学校は建前。こうあるべきだ、という。明治ぐらいから学校が普及する中で、同じ尺度でだれが優れているかを育てるのが学校だった。
いまはどうすれば人と違うことを表現できるのかという場所に変わってきているのではないか。
なので、いま自分がティーンエイジャーだったら、学校を好きなれるところがいっぱいある気がする。ただ、あの頃は嫌いだった。
◆キミたちへのメッセージ
大人の言うことを聞かないほうがいい。大人の言うことはいままでのことに縛られがち。時代の変化のスピードが早い。デバイスはどんどん新しくなる。表現手法も変わっていく中で、自分たちのやり方を自分たちで作る。時代は新しい世代が前の世代と戦ってコンフリクトがあって前に進んできた。なので、大人の言うことを聞かないほうがいい。






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