■クールジャパン:オタク
NHKクールジャパン「オタク」の巻。
オタクという言葉が誕生したのは1980年代とされていて、国際語としても通用するようになったものの、この番組が始まった2006年ごろもまだ市民権を得ていない「変わった人々」というイメージでした。
それが明らかにポジティブに変わってきています。
「オタク事情」
世界各地で日本のアニメなどオタク系のイベントが開かれるようになって、年間に参加する人数は2000万人にのぼる。
有名大学の研究者がイベントを開いているケースも多い。
そこで世界の研究者を結ぶ「世界オタク研究所」なるものを設立したんですが、聞いてみると、オタクという言葉はすっかり定着していて、もう恥ずかしい存在ではなくなっているという。
しかも、アニメやゲームというポップカルチャーだけでなく、私は〇〇が趣味だと同じような意味合いで、私○○オタクなのという広がりをみせています。
本場の日本も同じ。
オタクという言葉が生まれてもう40年近くで、ぼくら初代オタクがもう老人だから、一般化して、趣味人、というぐらいのライトな存在になりました。
一億総オタク時代。
「バーチャルアイドル」
昔アニソンはアニメを説明する脇役の存在だったが、90年代後半あたりから、トップクラスのアーティストによるアニメと独立した高度な楽曲が増えて、世界にも発信されるようになりました。
2004年にボーカロイドという音声合成技術が開発されて、初音ミクが世界中で人気になるなど、バーチャルなアイドルが流行りだした。
アニメや音楽というポップな表現と、先端の技術とが合体しました。
それをオタクが発見して、技術を使いこなして、引っ張った。
オタクはテクノロジーの先端ユーザとして文化と市場を切り開く役割も担っています。
産業という面でも大事。
例えばアニメはアニメの売上に比べて、その後のグッズとかライブとかの展開は10倍の規模がある。
メディアミックスの時代。アニメ、音楽、ライブ、コスプレ、技術。
いろんな入口があるバーチャルアイドルは新しいオタク文化・オタク産業として発展していくのではないでしょうか。






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