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2012年6月18日月曜日

IT復興円卓会議「総括」-6/10


■IT復興円卓会議「総括」-6/10

 IT復興円卓会議「総括」第6回。岩手県大槌町碇川豊町長、ミクシィ小泉文明さん、福島県南相馬市桜井勝延市長、ニワンゴ杉本誠司さん、高井崇民主党衆議院議員、総務省谷脇康彦官房企画課長、フォアキャスト・コミュニケーションズ田村和人さん、池田信夫さん、夏野剛さん、松原聡さん、菊池尚人さんとぼく。

—テーマ②:災害に強いITインフラの整備
・ 通信インフラ、ケーブル、携帯の話。クラウドやスマートグリッド、電源の話などがある。(中村、菊池)
・ 特に議論をしていく上で、色々な問題点は整理されることが必要だと思う。特に復興における上でICTが何に役に立つのかという話をしていきたい。今回被災地で最も言われたのは携帯電話が繋がらないという問題であり、それに伴うバッテリーの話である。非常時にはキャリアの区別なくネットワークに繋げる仕組みや生き残ったものだけが繋がっていくネットワーク作りなどは国がやっていく必要があるだろう。(谷脇)
・ 国の役割について、もうすこし議論したい。通信インフラは民間業者が各社相当の金額を費やして、バッテリーや基地局の増加などの設備投資にあたっている。今までだと、それぞれの設備投資はそれぞれのキャリアに委ねられていて、ユーザーに選択権を委ねていた。このあたり官民の役割分担は非常に難しいと思うが、谷脇さんはどのように考えられているのか。(松原)
・ 国費全額で民間にやれということはない。民間が中心になるのだが、連携をどう作るかというのが国に求められるのではないか。(谷脇)
・ 議論の整理ということで思いを伝えると、原発か震災かというより、次に起こるであろう大事に対してどうするのかということ、復旧か復興かというと復興に向けてということ、被災地単体ということよりも日本列島全体をどうしていくのかということについて考えていきたい。何がこれから大事なのか、そんなに大事な事は無いのかお聞きしたい。(中村)
・ 災害に強いITインフラ整備ということだが、あの大震災の日に防災無線が一回しかならなかったという事実がある。災害時に強いインフラ整備として、アマチュア無線が大変活躍した現実があり、ラジオと共に今後の災害に強いインフラとして考えられるだろう。また電源が無いと使えないICTではあるが蓄電ということについては考えないといけない。(碇川さん)
・ 被災地ではラジオ、防災無線、更には針金が役に立ったという声もある。一方でマスメディアやソーシャルの力も役に立ったという例があり、今後はこうしたメディアをハイブリットで揃えて活用するということが必要なのか(中村)
・ 今の話に近いと思ったのだが、津波警報をどうやって知ったかという調査がある。40%を超える人が津波警報を知らなかった。知った人の53%の中での割合としては防災無線、ラジオと続きTVは停電のせいで9%となっている。こうした津波警報を知らないという情報空白を生まないことが次に求められる対策ではないか(田村)
・ ラジオは被災地で役に立ったという声は被災地でよく聞いた。どういったメディアが役に立つかというとリーチの広さと状況によって違うと思う。マスメディアは細かい地域の情報までは放送しない。コミュニティFMのような地域放送は避難所の情報等を放送できるというメリットはあるが、立ち上がり二時間がかかる。またTVのワンセグはやはり被災地の中では、バッテリーを気にして見なかったという人が多い。色々なフェーズを想定して、重層的なネットワークを考えていくことが必要だろう。(谷脇)

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