■学長くんガチョーン. 古市雅子さん
北京大学で唯一、文系の日本人教員。大学から中国に渡ったチャレンジャーです。バルセロナで開いた「オタクサミット」でご一緒して以来、中国から見た日本を教えてもらっています。
◆北京大学で教員になるきっかけ
18歳で北京大学へ留学。学部・修士・博士と学んだ。修士・博士論文で満州映画について書いた。李香蘭、山口淑子さんへもインタビューした。その流れで映像文化を教えている。
◆なぜ北京へ
海外に憧れがあった。
文学部に行きたかった。自分が大学へ行く際、文学部以外で勉強している姿が想像できなかった。日本の大学の文学部だと、卒業し、秘書など所謂女性がやるような仕事につき、結婚して、子どもを産んでという人生になるのかなと先の先まで想像し、それなら海外へ行こうかな、と。
アメリカへは中学3年生のときに学校のシステムで一ヶ月短期留学をした。行ってみて、もうちょっとごはんがおいしいところへ行きたい、とおもった。
アジアの方がもしかしたら歴史も文化もあって楽しいのではないか、と中国へ。
北京には20年以上いる。
ずっと中国にいるかは決めていない。そのときそのときでやりたいところがやれるところにいられたらいい。
◆大学とは
学生としても教員としても、プラットフォーム。
やりたいことをやれる環境がある。自分になにもなくても、そこに行けば、人やプロジェクトなど、ある程度のリソースがある。なにかやりたい・興味があるときに手を伸ばせる場所にいろんなものがある。聞くこともできる。
そこでなにかをやる可能性を掴めるかもしれない。
◆キミたちへのメッセージ
海外に出るチャンスがあったら是非出てほしい。日本じゃないところへ一度は行ってみないと、価値観はいろいろある、いろんな人がいることがわからない。
中学・高校のときは学校が全てだ、と思ってしまうように、大学卒業後も日本にずっといると日本が全てだとおもってしまう。
いろいろな国へ行くと多様性があるのが世界だ、とわかる。
いまの自分を相対視・客観視できることで生きやすくなり、いろんな発想が出るようになる。自分の限界を越えられるひとつのきっかけとなる。





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