■もう一度、喰いてえ。
人生下り坂とあちこちチャリでB級食ってたひとがいなくなった。今のうち食いたいものを食っておかなければと焦る。だが思うにこの歳で食いたいものとはかつて食ったウマいものもう一度、しかない。もう一度、を挙げてみる。町と舌の記憶。日本とパリで食ったものは除く。すべてB級郷土料理with地酒であることが自慢である。てゆーかA級のものは覚えていない。
バルビゾン、仔牛の腎臓。ベルサイユ、ツナのバゲットサンド。シャルトル、田舎サラダ。ラカブ、鴨の肝臓。ブラントーム、鴨肉ソテー。ロカマドール、焼きシェーブル。ソーテルヌ、フォアグラ定食。グルノーブル、ダチョウのカルパッチョ。アヌシー、仔牛の頭。ボーヌ、マスタードのチキン。リヨン、カエル鍋。ランス、シャンパン定食。ストラスブール、ジャンボノーとスペッツェル。オンフルール、タルタルステーキとカルバドス。ラヴァル、リ・ド・ヴォー。ヴィトル、クセの強い羊。カンカール、生カキ。ヴァンヌ、ガレット コンプレ。トゥルヴィル、ガレット ジャンボンウフ。モンサンミッシェル、ふわふわのオムレツ。ラ・ロシェル、あんこうのグリル。アイノア、エイのクリーム煮。マルセイユ、ブイヤベース。ニース、サラダニソワーズ。カンヌ、開店日に飛び込んだ町中華の焼きそば。モンテカルロ、ソーセージのオレキエッテ。コルシカ、カッチカチのパテ。
ジェノバ、トロフィエ ジェノベーゼ。サンタ・マルゲリータ・リグレ、バジルのラザニア。コモ、クリームのニョッキ。ミラノ、イチゴとフローズンヨーグルト。ベネチア、脂っこいゆでウナギ。リド、ペンネ アラビアータ。パルマ、パルマハム。ボローニャ、ラグー アラ ボロネーゼ。ポジターノ、シャラティエッリ ディマーレ。サンキリコ、アヒルラグーのピチ。モンテプルチャーノ、猪ラグーのピチ。アッシジ、クリームのストランゴッチ。オルヴィエート、アーティチョークのタリアテッレ。アルベロベッロ、サラミのオレキエッテ。ピサ、牛ラグーのパッパルデッレ。フィレンツェ、Tボーン肉ポルチーニ焼き。ローマ、トマトとモッツァレラ。ナポリ、ピザマルゲリータ。カプリ、カジキマグロ炭火焼。パレルモ、イワシのブカティーニ。サンマリノ、ポルチーニのタリアテッレ。
リスボン、イワシ炭火焼。ポルト、トリパス。コインブラ、仔山羊のシャンファーナ。バルセロナ、パンコントマテ。ビルバオ、マグロのタルタル。マドリード、サラミのピンチョス。インバネス、鹿焼き。カーディフ、大学寮のサケ水煮。グラスゴー、ハギス。マンチェスター、ビーフパイ。コッツウォルズ、キドニーパイ。ダブリン、煮豆とギネス。ブリュッセル、ワッフルと赤ビール。アムステルダム、にしんサンド。ルクセンブルク、イカ墨スパゲティ。フランクフルト、焼き豚足と酸っぱいシードル。ニュルンベルク、焼きソーセージ。ミュンヘン、市庁舎のゆで白ソーセージ。ドレスデン、ウサギ煮込み。
ヴィリニュス、ビーツの酸っぱいスープ。リガ、ツェペリナイ団子。スーズダリ、ピロシキとハチミツ酒。ウラジオストク、腎臓スープ。ベルン、チーズフォンデュ。インスブルック、キノコサラダ。ウィーン、ザッハトルテ。ザルツブルク、肉屋のハム。ストックホルム、トナカイ煮。オスロ、サケクリームソース。コペンハーゲン、サーモンの黒パンオープンサンド。プラハ、焼きハム。マリエンバード、鱒のソテー。ブダペスト、市場のグヤーシュ。ワルシャワ、ピエロギ。ヴァレッタ、ウサギのソテー。サントリーニ、タコ炭火焼。ラルナカ、ムサカ。ドブロブニク、平たいカキ。
ドバイ、チキンカツカレーオムライスとラクダ肉。イスタンブール、シシケバブ。バンコク、豚焼きビーフン。バリ、ウズラ素揚げ。ハノイ、ナマズ汁。シンガポール、麻辣鶏そば。イスカンダル、激辛焼き鶏。クアラルンプール、福建麺。マニラ、鶏の足煮込み。ソウル、豚の皮焼き。釜山、海鮮鍋。平昌、豆腐鍋。上海、カニ小籠包。昆明、焼き昆虫。大連、街で一番辛い火鍋。香港、朝粥。マカオ、いかラーメン。台北、臭豆腐。高雄、マンゴーかき氷。コルカタ、野菜カレー。カトマンズ、豆カレー。コロンボ、マトンカレー。シドニー、甘いスペアリブ。モントリオール、中華街のラーメン。メキシコシティー、チョコレートチキン。ハバナ、エビトマト煮。ブエノスブエノス、アサード。マラケシュ、野菜クスクス。
で、もっと強烈な記憶は、まずかったもの。上位3つ。アメリカとイギリスと中国。
・ハーバード大学博物館のパーティーで出されたクランベリースパゲティ。
・ロンドン、コヴェント・ガーデンのパブのブラックプディング。
・北京、場末の地下街で出された素性の知れない川魚の水煮。
改めて書きます。





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