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2012年2月20日月曜日

IT復興円卓会議「ボランティア」(6/6)


■IT復興円卓会議「ボランティア」(6/6)

 IT復興円卓会議ニコニコ生放送、【第5回:ボランティア】。最終回。http://live.nicovideo.jp/watch/lv59798260
富士通野口直昭さんボランティアインフォ藤代裕之さん情報支援プロボノ・プラットフォーム会津泉さん、菊池尚人さん・中村伊知哉。

<質疑応答>
QITで組織間の連携や情報共有を進めてスムーズに被災者に物資が届くような仕組みをつくることはできないのでしょうか。

(野口)出来るか出来ないかではなく、これをしなければまた同じことが起こってしまいます。一企業でもないですし一個人でもなく、すぐ取り組むべきです。

Q—寄付金の流れを「見える化」することはできないのでしょうか。成果が見えると寄付や募金が続けやすいと思います。

(藤代)既に色々と、プロジェクトや団体に対して直接寄付をするというサイトも立ちあがっています。私は行政を介さずダイレクトにやりたいという人にお金を渡すという仕組みはとても良いと思っています。皆でその活動を支えるということにならないといつまでも行政依存の体質から抜け出せません。

(会津)タグをつけてトレーサビリティかけて自分のお金はどこにいったということがわかるようにはできないでしょうかね。

(藤代)ソーシャルの世界では、きちんと説明すればお金は集まりますし、説明しないところにはお金は集まらないです。これは寄付する人を信じる、寄付されるところを信じるという行為のもとに寄付行為が成り立っているということです。そして、これこそがインターネットだしソーシャルだと私は思っています。ですからトレーサビリティをかけることはやらなくでも大丈夫でしょう。

(中村)今までは、民のお金を民にダイレクトに投入するというやり方はあまり見られなかったように思いますので、一種ITの活用方法として良い例かもしれませんね。

Q—今回のトライ&エラーをまとめることは出来ないでしょうか。広い範囲の人間を集めて反省会をするべきだと思います。

(賀沢)企業や団体の看板を背負わずに、正直に話してみると言うことはとても重要なので、やるべきだと思います。

提言

野口—「ケイゾク」
現状復興支援に継続性が足りていないと思います。喉元過ぎれば、ではないですが、東北新幹線も今はガラガラですし。そうではなく、色々な企業・個人ともにまだまだ繋がりを持って支援を続けていくことが重要だと思います。

賀沢—「人を助けるのに理由はない」
ボランティアも含めて復興ということで、大変かもしれませんが、まずはやってみることが重要なのではないでしょうか。理由づけは必要ありません。そういう人間が増えてくれば、おのずと色々なものが良い方向に変わるのではないかと私は希望を持っています。

藤代—「信じる」
ボランティアはそもそも自発的にする活動です。その活動を止めるということはその人間を信じていないということですし、良くないと思います。そうではなくて「信じてまかせる」という社会にするべきだと考えています。ボランティアをしたいという人間に活動の場所を提供できていたかと問われると、まだまだ不十分な点は多々あったと思いますが、企業も行政も皆「信じてまかせる」やり方をしていけばIT、特にソーシャルメディアと非常に親和性が高いものになり、社会全体が自律型に向かい、面白くなっていくのではないかと思います。

会津—「あくまで自分の問題として続けていくこと」
視聴者アンケートで「自己満足」として支援活動を行ったという回答がありましたが、それを悪いことだと思っていません。藤代さんがボランティアは自発的な行為だと仰っていましたが、まさにその通りでして、とにかく自分にとって意義があることとして捉えることが重要です。それからもう一つ、続けることは苦しいことでもあるのですが、震災の復興は非常に時間がかかりますので、腹を据えて皆さんと一緒に続けていきたいと思います。

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