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2013年10月4日金曜日

緊急:それでもクールか?

■緊急:それでもクールか? 

ニコニコ生放送「それでもクールか?」のオンエアが決定しました!
 2013年10月11日(金)20:00~21:00。
 稲田朋美クールジャパン大臣と、堀義貴ホリプロ社長/音事協会長に、ぼくが聞きます。
 なぜ、今か。
 政府も、民間も、本気だからです。

 今年に入り、クールジャパン政策とか、ポップカルチャー政策といった言葉をひんぱんに聞くようになりました。てゆーか、ぼくもひんぱんに話すようになりました。安倍政権がこの分野に力を入れ、ぼくも議論に関わったためです。政府はクールジャパン担当大臣を置き、クールジャパン推進会議を設置。その下に置かれたポップカルチャー分科会の議長として、ぼくも海外展開策にモノ申してきました。知財本部コンテンツ専門調査会でも、コンテンツ政策の長期展開を「知財ビジョン」としてとりまとめました。
 そして政府・経産省はクールジャパン基金(海外需要開拓支援機構)を設立、政府として500億円を拠出し、そのための法律も通しました。かつてない本気度です。
 (参考)
  ポップカルチャー政策は必要なのか?
  http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2013/04/blog-post_7566.html
  クールジャパン推進会議への提言
  http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2013/05/blog-post_2.html
  知財ビジョン
  http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2013/07/blog-post_18.html

 政府の姿勢も一助となり、これまで内向き志向が強かったエンタテイメント業界も、海外展開に力が込められています。ぼくも体を動かそう。そこで「Tokyo Crazy Kawaii Paris」の実行委員長として、パリに乗り込みました。マンガ、アニメ、ゲーム、音楽、そしてファッション、食、雑貨。これら日本のポップカルチャーを持ち込み、ビジネスのプラットフォームを作るイベントです。2013年9月20~22日の3日間、パリ・ヴァンセンヌの森にて開催しました。民間も本気度を見せよう。
 稲田クールジャパン大臣にもお越しいただき、ゴスロリ風の着物やドレスで会場を練り歩き、食べ、踊ってもらいました。ありがとうございます。フランスのロリータやギャル、まぁ元祖ですが、いまや本場はトーキョーでして、そこから逆上陸したファッションに身を包んだ連中から、ダイジン・カワイーっ!って声が飛んでおりました。ありがとうございます。もっとゴスロれ!という意見も、ゴスロるな!という意見も、違うことヤレ!という意見もありますが、右も左も刺激を受けております。ありがとうございます。
 2020年、東京五輪に向けて、クールジャパンはどう立ち回ればいいですかね。元気が出てきましたよね。

 なんてね。ダメなんですよね。足下に目を落とせば。
 日本ポップカルチャーはかわいくてクールという評価を海外から得てはいるものの、ビジネスとしては縮小傾向です。コンテンツ産業の収入に占める輸出割合は5%で、アメリカの17%には遠く及びません。かつてフランスを席巻し、ドラゴンボールやセーラームーンなど人気がありすぎて社会問題にもなった日本のアニメは、この十年来、地上波では買われておらず、ほぼ姿を消しつつあるとか。自国アニメを重視し、閉め出されてるんだとか。
 一方、韓国の攻勢はすごい。音楽もドラマもアジアを席巻しています。
 政策に対しても、支援策に期待する強い期待がある一方、政府はポップカルチャーに手を出すな!いらんことするな!という声にも根強いものがあります。

 さあどうする。
 わからん。

 そこで、ニコ生であります。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)のポリシープロジェクトがお届けする、クールジャパン政策について考える番組を始めます。10月から月1回放送で全12回、アウトバウンド政策、インバウンド政策、人材育成、産業構造問題といったテーマで議論していきます。
 その第一回は官と民のツートップ。大臣と、エンタメ業界の若きドンにお越しいただきます。クールジャパンとは?何がクールなの? 500億円ファンドは有効なの?使い道って? オリンピックに向けたクールジャパン政策とは?  --  クールジャパンの政策の現状から未来像まで討論します。
 ぶつけたいコメントや質問を募集しますんで、ぜひお寄せください。

1 件のコメント:

  1.  初めまして。ブログを読ませていただきました。クールジャパンには多種多様な文化がありますが、牽引役はやはり漫画やアニメです。本気で取り組むという姿勢の裏で、児童ポルノ禁止法改正案に漫画やアニメなどの創作物規制検討を条文に入れ、規制を検討しようとしています。国内の表現規制検討は、多くの創作物関係者の反感を買い、また、より素晴らしい作品が生まれるのを阻害する妨げにもなります。今の姿勢が、本当にクールジャパンを国内から盛り上げ、多くの作家さんやクリエイターさんに協力をしてもらい、官民一体で外国へ売り出そうとしているとは、到底、思えないのです。クールジャパンを推進する姿勢と国内で規制をかけて表現を制限しようとするその相反する姿に、クールジャパンへの疑念が生じています。そこで、今度のニコ生放送で、質問を募集ということですので、質問させていただきます。
     稲田大臣に質問です。クールジャパンを推進して行く上で、今の議員立法で継続審議となっている児ポによる創作物規制検討で、牽引役の漫画やアニメなどの発展に、国内外で多大な悪影響をもたらすことが容易に予想される中、より良い作品が規制によって生み出せなくなった場合、クールジャパン自体、その表現規制で腰折れしたり、足元をすくわれたりしないのか。また、規制する側が人材育成などできるのか。を質問させていただきます。クールジャパン担当相でもあり、規制改革担当相、そして政権与党自民党議員としての複数のスタンスを持つ大臣に、それぞれの視点でお答えを頂きますよう、よろしくお願いいたします。

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